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ほめて、認めて~! 承認欲求が強すぎる人の対処法

占い

もっと認めて、私をほめて、「いいね」が欲しい! ……こんな“承認欲求”強めの人、あなたの周りにいませんか?  賞賛を原動力に結果を出すのはいいことなのですが、大げさなアピールやさりげない自慢が多すぎると、さすがに面倒という気にもなりますよね。今回は、そんな「認めて欲しい」が強すぎる人の特徴と対処法を、化粧心理学者の平松隆円さんに解説していただきます。

平松隆円(化粧心理学者)

「認められたい」の深層心理

なぜ認められたいのか、なぜ自慢してくるのか。その理由は、くり返しになりますが、それが人間の基本的な欲求だからです。とはいえ、程度の差はあります。社会学者の鈴木公啓氏が研究(※)のなかで、男女差と年齢差の違いを明らかにしています。
※『承認欲求と種々のデモグラフィック要因』

男は「賞賛獲得欲求」が、女は「拒否回避欲求」が高め

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心理学の研究によれば、男性は「賞賛獲得欲求」が女性よりも高く、「拒否回避欲求」については女性よりも低い、という傾向がわかっています。これは、男性のほうが社会において、積極的に活動することを求められることが多く、より積極的な活躍を促進すると考えられる「賞賛獲得欲求」が喚起されやすいからだと言われています。

いっぽう女性が「拒否回避欲求」が高いのは、女性特有の対人関係や集団のありかたが影響しているのだとか。

年齢が若いほど、承認欲求が強め

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年齢については、マズローのところでもご紹介しましたが、若い人のほうが新たに他者と出会い、お互いに評価をおこないつつ関係を構築していく必要があり、また異性との親密な関係性を構築しないといけないこともあるために、承認欲求が強いとされています。

相手が認めて欲しい分野で「すごいね!」と認める

最後になりますが、あなたの近くに承認欲求の強すぎる人がいたら、どうすればいいのでしょうか。これはもう、相手を「すごいね!」といって認めてあげるのが最善でしょう。

このときに大事なのは、相手が何で認めて欲しいと思っているかを、しっかりと見きわめることです。これを見誤ってしまうと、相手は「認められた」とは感じません。こうなると、あなたは「あー、ウザイ」と感じることでしょう。そう、承認欲求が強すぎる人は、正直「ウザイ」んです。

(平松隆円)

※画像はイメージです。

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