こんにちは。ヨムーノ編集部です。
こんにちは。ヨムーノ編集部です。
お金が貯まるのは年収が高いからで、年収が低い人はお金が貯まらない……と思っていませんか?
生活情報誌を中心にこれまで20年近く家計のやりくりの取材をしてきた、ライターの村越克子さんによると、それは間違いだとキッパリ言えるそう。
今回は、「年収が低くても貯める」ための第一歩について、教えていただきました。
むしろ、年収が低いほうがお金は貯まる!?
長年、貯まる人・貯まらない人の取材をしてきた私の経験からいうと、「お金が貯まるのは年収が高いからで、年収が低い人はお金が貯まらない」……それは間違いだとキッパリ言えます。
いくら年収が高くても、入ってくるお金は多いけど、出ていくお金も多いでは貯まりません。
年収が低くても、家計管理がしっかりできていれば貯まります。
むしろ年収が低い方が、「貯めないとヤバイ!」という危機感があり、貯まりやすいというのが、私の経験的実感です。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は、年収が300万円台でも1,000万円貯めた人が、「やめたら貯まり出した」ことを5つ紹介します。
やめたこと①:休日に家族で買い物に行く
週末、昼前から、家族そろって車で大型ショッピングセンターにGO!
ショッピングセンターの上から下まで売り場を巡って、ランチはフードコートで外食。
午後からも店内をあちこちまわり、最後は食料品売り場に。
そこで、「今日は疲れたから、夕飯は帰りがけにどこかで外食しよう」とか「スーパーの総菜を買って帰ろう」ということになれば、ここでまた出費が。
1日中、ショッピングセンターにいれば、お金を使うのは当たり前。
ショッピングセンターに行くことが、休日の家族レジャーになっているとお金は貯まりません。
毎週末出かけていたのを隔週にするだけでも、出費が減って、お金が貯まり始めますよ。
やめたこと②:水道光熱費を節約する
水道光熱費を節約するのはいいことなのですが、頑張りに比べて、節約効果が薄いのが欠点。
誰もいない部屋の電気を消したり、トイレの電気のつけっぱなしを消す程度のことはOKですが、あまり神経質にならないように。
というのは、お金を貯めるうえで、大きな障害となるのが「ストレス」。
ストレスがたまると、お金は貯まりません。
反比例の関係にあると思ってください。
また、水道光熱費の節約を自分だけがやっているうちは、まだいいのですが、家族に強要すると、家族との関係がギスギス。
これもストレスになるのでやめましょう。
ストレスの原因になる水道光熱費の節約はやめるのが賢明です。
ストレスフリーになるほど、お金は貯まりやすくなります。
やめたこと3:帰宅したらすぐにテレビをつける
帰宅してリビングに入ると、なにはさておきテレビをつけることが習慣になっていませんか?
その後、ずっとつけっぱなしにしている人は、お金が貯まりにくい傾向があります。
「やめたこと②」と相反するようですが、必死になって水道光熱費を節約する必要はありませんが、見てもいないテレビを消す程度の節電はするべきです。
さらに、大して見もしないのに、「なんとな~く」つけっぱしなのがNGポイント。
目的のないダラダラ行動をやめると、お金が貯まり出します。
やめたこと④:お疲れ外食
私は、かねがね「外食エンゲル係数の高さは、お金の貯まらない度に比例する」と思ってきました。
つまり、外食が多いとお金が貯まらないということです。
特に「疲れたから」や「作るのが面倒くさいから」という理由で外食していると、お金は貯まりません。
外食は、特別な日や「前からこの店で食べてみたかった」など目的のあるものに限定しましょう。
「お疲れ外食」の回数を減らすほど、お金が貯まりやすくなります。