集団行動が苦手な人は、やはり多くいる。しかし人が生活を営む上で、人との付き合いは避けては通れないのだ。
(Chaay_Tee/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
生きていく上で、人との関わりは避けられない。しかし考え方が違うもの同士が集団になって行動するのは、お互いに疲れるものである。
■6割近くが「集団行動が苦手」
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,721名を対象に、「集団行動について」の調査を実施。
「集団行動が苦手だ」と答えた人は、全体で59.9%と高い割合になっている。
■女性は意外にも集団行動を好まず
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
女性は、他人との交流が好きな人も多そうだが…。
「仲のいい友達と集まるのは好きだけど、会社の付き合いで飲みに行くのとかは本当に苦手。気の合う者同士じゃないってちょっと考えればわかるのに、なぜ定期的に飲みに行きたがるのか」(20代・女性)
■男性も群れるのが好きでなく
男性もほとんどの世代で半数を超えており、集団行動は男女ともに苦手な人が多いことがわかる。
「集まる人の数が増えるほどに、意見が違う人も増える。こちらがやりたいことを提案しても、批判的なことを言う人が出てくるのも無理はない。
それをしっかりと話し合ってすり合わせていくのが集団行動では大切なんだろうけれど、押し通そうとする人とかもいるから」(30代・男性)
■人付き合いがなくなるのも嫌
人付き合いは面倒なところも多いが、まったくなくなるのもつらいものだ。
「職場の人間関係でストレスを溜めてしまい、そこから会社を辞めてしばらく引きこもっていた時期がある。
ただ長期間引きこもっているうちに、あれだけ嫌になっていた人付き合いがとても恋しくなってきた。人付き合いは煩わしいことも多いけれど、まったくないのも寂しい。人間の気持ちって、とても勝手なものだなと思った」(30代・女性)
一人の時間と誰かといる時間、上手に使えるようになりたいものである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)