夏は室温を調節する
溶けやすいバターを折り込むデニッシュ生地は、とにかくバターを溶かさないように気をつけるのが重要。そのため、バターを折り込むデニッシュ生地を作るときは、室温と手の温度に気をつかう必要があります。
室温が高い夏に、デニッシュ食パンを作る場合は、しっかりクーラーをきかせて25℃前後にしてください。30℃を超える室内では、デニッシュ生地を作ることはできません。また、大理石でできた作業台を使うと、生地があたたまりにくく、バターがだれにくくなります。
おすすめの食べ方と保存方法
焼き立て当日はそのままで、翌日はあたためて
焼き上がったデニッシュ食パンは、まずはそのまま食べてみましょう。翌日食べる場合は、トーストで軽くあたためるか、レンジで10秒から20秒ほど加熱してから食べてみてください。
トースターで焼けばサクサク食感になります。レンジ加熱すれば、バターが溶けてふっくらジューシーな生地を楽しむことができます。片面にはちみつを塗ってからトーストするハニートーストもおすすめです。
すぐに食べない場合は冷凍保存
手作りのデニッシュパンは、焼き上げた日を含めて、2、3日以内に食べきるようにしましょう。すぐに食べない場合は、スライスしたデニッシュ食パンを丁寧に1枚ずつラップで包み、密閉袋に入れて冷凍してください。
食べるときは、冷凍された状態でトースターで焼くだけでOKです。冷凍すると、1ヶ月ほど保存が可能です。
いろいろな食べ方で♪ デニッシュ食パンの人気アレンジ3選
1. デニッシュパンのフレンチトースト
デニッシュ食パンの王道アレンジといえば、フレンチトーストではないでしょうか。そのままでおいしい、ジューシーなデニッシュ食パンが、さらにリッチな味わいと食感に変身します。とろけるような食感に、思わず笑顔になってしまうかも。
2. デニッシュ食パンでクロックムッシュ
ハムとチーズをはさみ、ホワイトソースをかけたクロックムッシュは、朝食の定番です。デニッシュ食パンで作れば、サクサクのパン生地と、とろとのホワイトソースのコントラストを楽しむことができますよ。
3. デニッシュ食パンでキッシュ風トースト
お好みの具材とソースをのせて焼く、シンプルなアレンジもお試しください。デニッシュ食パンの軽い食感と、芳醇なバターの香りが、トーストをキッシュのような仕上がりにしてくれます。忙しい朝にもおすすめなアレンジです。
食パン以外も!デニッシュパンレシピ5選
1. デニッシュ風食パン
バターシートを手作りするのは面倒で、扱いにくいのが難点ですよね。そんなときは、パイシートを活用して、デニッシュ食パンを作ってみてはいかがでしょう。バターシートより扱いやすく、簡単においしく焼き上げられますよ。