約半数の人がデリカシーのない人が身近にいるとこが判明。
(itakayuki/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
お金の話題、家庭の事情や、体型に関することなど、人には知られたくないことや言いにくいことも多い。それをズケズケと聞いてしまったり、指摘してしまうデリカシーのない人の発言にイライラしたり傷ついた経験がある人もいるのではないだろうか。
そういう人とはつい距離を置きたくなってしまうものだが、実際、デリカシーのない人が周りにいる人はどれくらいいるのだろうか。
■約半数の人が遭遇
しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の47.2%が「デリカシーのない人が周りにいる」と回答した。
なお、男性42.0%、女性51.9%と、女性のほうがデリカシーのない人の発言に悩まされている割合が高いようだ。
■男女で意識差も
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは10代女性で58.2%。女性はほとんどの世代で半数を超えているが、体型のことや結婚についてなど若年層ほど触れられたくない話題が多いからだろうか、若い世代ほど割合が高い傾向にある。
対して男性は10代の割合が50.0%と高いものの、20代(30.5%)で割合が低くなり、収入のことや社会的な地位のことについて他人から口出しされる確率が高くなるのだろうか、年代が上がるにつれて割合も高くなる結果となった。
■最終学歴でも差?
さらに、この結果を最終学歴別に見ていくと…
もっともデリカシーのない人が周りにいるのは中学校卒業の人で59.3%と突出。もっとも割合の低かった高専卒業の人の43.9%と比べると15ポイント以上差がついており、最終学歴によっても結果にバラつきがあることが判明した。
(文/しらべぇ編集部・赤坂)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17 日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)