ウイスキーを炭酸で割ったハイボール。低糖質でヘルシーなイメージもあり、とても人気の高いカクテルです。今回は糖質だけではなくカロリーや飲むときの注意点などをご紹介。これを読めばあなたもハイボール博士!?詳しく知ればハイボールをもっと健康的にたのしめますよ。
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ハイボールは糖質ゼロ?カロリーはある?
糖質は炭水化物に含まれ、消費しきれずに残ってしまうと脂肪となって体に蓄積されてしまいます。ウイスキーにはこの糖質が含まれていないため、それを炭酸で割ったハイボールもヘルシー志向の人に人気なんです。
ただし、糖質がないからといっていくらでも飲んでよいというわけではありません。ウイスキーにはカロリーがあり、シングル1杯(29g)あたりおよそ69kcalとされています。(※1)
糖質ゼロのハイボールですが、カロリーに注意しながら飲む必要があります。
ハイボールはプリン体もほぼゼロ!
食事をする際のアルコールとして人気のビールにはプリン体が含まれるため、健康のために控えようとする人も多いですよね。プリン体は体内で尿酸に変化し、それが蓄積されると通風の原因になるとされています。
一方、ウイスキーにはプリン体がほとんど含まれていないため(※2)、ハイボールはその点でもヘルシーでおすすめなんです。
ほかのお酒には糖質が含まれる?
普段飲むお酒にはどれくらいの糖質が含まれているのでしょうか?100gあたりのおよその値をみると、ビール(3.1g)、日本酒(3.6~4.9g)、赤ワイン(1.5g)、白ワイン(2.0g)と、種類によって差があるもののいずれも糖質が含まれています。サワー類のベースとなる焼酎には糖質がありませんが、ジュースで割ってしまうと糖質ゼロではなくなります。
比較すると、糖質のないハイボールはとても魅力的ですよね。(※3)
ハイボールを飲むときの注意点は?
ウイスキーを何で割るか
ハイボールを作るときにベースにするウイスキーは糖質ゼロ。これを無糖の炭酸で割ればもちろん糖質はゼロのままです。ただし、ジンジャエールやコーラなど、いわゆる清涼飲料水で割ってしまうとそちらに糖質が入っているため、注意が必要です。
ジンジャーハイボールやコークハイボールなど甘いもので割ったハイボールもおいしいですが、糖質が含まれていることを留意してほどほどにしたいところですね。
おつまみの選び方
ハイボールは食事に合うアルコールとしても人気ですよね。さっぱりしているため、唐揚げやメンチカツなど揚げ物、ピザやカナッペなど炭水化物系おつまみとの相性がよいですが、これらは糖質が含まれているため食べ過ぎはおすすめできません。
せっかくハイボールでヘルシーに飲んでも食べ過ぎてしまって意味がなくなる…なんてことにならないよう、野菜もしっかり摂る・揚げ物はほどほどにするなどバランスよくおつまみを選びたいですね。
糖質が含まれるハイボールも
ハイボールは缶でも発売されており、手軽にたのしむことができますよね。ただし、缶製品のなかには糖質が含まれるものもあります。
糖質は食物繊維と合わせて「炭水化物」として表記されています。炭水化物が含まれている場合、食物繊維を指すことがあるのですべてが糖質を含む製品とは限りません。
もし糖質がないものを確実に選びたいならば、成分表に糖質を表記してくれている商品があるのでそちらを参考に手に取ってくださいね。
ハイボールをヘルシーにたのしもう
糖質が含まれないウイスキーをベースにしたカクテル・ハイボール。プリン体もゼロで健康に気を使ってお酒を飲むには魅力的なのではないでしょうか?
一方で、糖質を意識するならば「何で割るか」や「どんなおつまみで食べるか」も重要です。『今日はヘルシーに飲みたいからハイボールにしよう」』というときはご紹介した注意点を参考にしてみてくださいね。
正しい知識でおいしくヘルシーなハイボールをもっとたのしみましょう!
【参考文献】