出来たてのわらび餅などが楽しめる「甘味処 甘寛(あまひろ)」が、2019年2月、東京・下北沢にオープン。注文後に練り上げる、ぷるぷるを超えた“トゥルントゥルン”の生わらびもちが「史上最強のわらび餅」「日本に生まれてよかったーって幸せを感じる味」と、SNSで話題に。大正ロマンをイメージしたレトロな店内で、出来たてならではの味わいを、友達と一緒に堪能してみてはいかがでしょうか?
手作りにこだわった新食感の生わらび餅が楽しめる!/甘味処 甘寛
こんにちは!スイーツコンシェルジュの「はなとも」です。
今回ご紹介するのは、下北沢にある甘味カフェ「甘味処 甘寛(あまひろ)」。数年前、惜しまれつつ閉店した「ぎおん徳屋 原宿店」の店長・青山真浩氏が2019年2月にオープンした、今話題のお店です。
お店は、下北沢駅から徒歩約5分。東通りにあるビルの2階にあります。店名の入ったレトロな行灯が目印です。
大正時代の喫茶店をイメージしたという店内は、シックなテーブルやイスが並ぶ落ち着いた空間。ステンドグラスに板張りの床が、和モダンな雰囲気を醸し出しています。レトロかわいい、非日常的な空間に、友達とのおしゃべりもついつい盛り上がりそう♪
こちらが同店の甘味メニュー。
お目当ては、来店した人の多くが注文する「生わらびもち」(1,080円)。注文後に練り上げるわらび餅に、自家製の黒蜜ときな粉をかけていただく至福の一品なんです。
他にも甘味処の定番「あんみつ」(850円)や、自分でお餅を焼いて楽しめる「甘寛セット」(1,100円)などがメニューに並びます。
わらび餅の概念が覆る!圧倒的なみずみずしさと“とぅるる~ん”食感に感動!
こちらが楽しみにしていた「生わらびもち」(1,080円)。上質な国産本わらび粉と和三盆を丹念に練り上げた、こだわりの一品です。
別添えには、自家製の黒蜜と花の型をあしらったきな粉が用意されています。
従来のわらび餅は、練り上げた後に時間をおいて冷やすそうですが、同店では、その工程を省き、アツアツのわらび餅を冷水ですぐに締め、そのまま提供しているのだそう。そうすることで、弾力を残しつつ、柔らかくとろけるような食感を楽しめるのだとか。
湿度や、わらび粉の状態によって、練り上げた時の重みや弾力が違ってくるため、作るたびに水分量などを調節し、常に同じ柔らかさを出すようにしているとのこと。まさに職人の成せる技です。
そんな手間暇かけて作る「生わらびもち」は、箸でつまむと、つきたての餅のように、柔らかく伸びるのが特徴。箸で持ち続けるのも難しいくらいの柔らかさなので、ぷるぷるを通り越して、もう“とぅるる~ん”と表現させてもらいます。
まずはひとくち、何も付けずにそのままの味わいを楽しんでみてください。国産本わらび粉ならではの柔らかさと粘り、風味や食感が、もうたまりませんっ!
次に、きな粉や自家製の黒蜜を絡めていただきます。質にこだわったきな粉の香ばしさと、自家製黒蜜のコクが、トゥルトゥルなわらび餅を引き立てます。つるんとしたのどごしも心地良く、これはもはや飲み物と言ってもいいくらい!
ひんやりとぅるる~ん食感のわらび餅は、一度食べるとヤミツキになること間違いなし!この夏食べるべきひんやりスイーツです。
自家製蜜でいただく「かき氷」や餅を焼いて楽しめる「甘寛セット」もオススメ!
他にも食べていただきたいのが、筆者オススメのかき氷「番茶レモンティー」(900円)。氷の上に削った茶葉を振りかけ、周りにスライスのレモンを合わせた、同店オリジナルのユニークなかき氷です。
濃いめの番茶に砂糖を合わせた自家製シロップを掛けていただきます。はちみつ漬けにしたレモンのさわやかさと、鼻から抜ける番茶の香ばしさがたまりません。中層には、レモン風味のはちみつが入っているので、食べ進めるうちに、だんだんとレモンティーの味わいに変化していきます!甘さ控えめでさっぱりとしているため、夏の暑い時期にはピッタリです。
続いて、自分で餅を焼いて楽しめる「甘寛セット」(1,100円)。
卓上にあるコンロで餅を焼き、きな粉やしょうゆとのり、シソの実など好きなように合わせられる、和スイーツ好きにはたまらない一品です。ちなみにこちらは、ぜんざい、又はおしるこのどちらかを選ぶことができます。今回はぜんざいをチョイスしました。
焼きたての餅はとっても柔らかく、ビヨ~ンと伸びます!自分で焼くスタイルがとっても楽しい!お餅は6個あるので、こちらは友達とシェアしてトッピング変えながら、自分たちの“ベストオブ餅のお供”を見つけてみて。