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ダイエット中のお菓子はNG?管理栄養士が上手に付き合う方法を教えます

ハイカカオチョコレート

ダイエット中は我慢しないといけないと思われがちなチョコレートも、選び方を工夫すれば上手に付き合うことができます。ポイントは「ハイカカオ」の商品を選ぶこと。

チョコレートの材料であるカカオ豆には、近年注目されているカカオポリフェノールがたっぷり含まれています。ポリフェノールには、抗酸化作用があり、動脈硬化・老化・免疫機能の低下などを引き起こす活性酸素を除去する働きがあると期待されています。(※9,10)

カカオポリフェノールの含有量は、カカオの含有量と比例するため、普通のミルクチョコレートやブラックチョコレートではなく、パッケージを確認しながらハイカカオのものを選びましょう。

そして、カカオには脂質がたっぷり含まれているので、食べ過ぎは禁物。ダイエット中に食べる場合は、ひと口サイズに個装されているのものを1日2~3個までにしましょう。

ゆで卵

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コンビニでもよく目にするようになったゆで卵。卵は、ビタミンCと食物繊維をのぞくすべての栄養素がバランスよく含まれており、完全栄養食品と呼ばれるとても栄養価の高い食品です。

私たちの体に必要な必須アミノ酸をバランスよく含み、良質なたんぱく質源なのも嬉しいところ。手頃な価格なので常備しやすく、小腹が空いた時に殻をむくだけで簡単に食べられるので、手軽に栄養補給ができます。(※11)

ダイエット中の場合は、カロリーを抑えるために、マヨネーズはつけず、そのままもしくは少量の塩をかけて食べるようにしましょう。

野菜スティックや果物

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不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を効率よく補給できる野菜や果物。野菜スティックやサラダ、カットフルーツであれば、コンビニでも手軽に入手することができます。

ビタミンやミネラルは、身体機能の維持・調整に不可欠で、体内ではほとんど合成することができないため、食物から摂取する必要があります。

野菜や果物に豊富に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を体外に排泄する作用があります。また、食物繊維は腸の掃除役として知られ、腸内環境の改善に役立ちます。

野菜や果物は、カロリーもお菓子より抑えられるので、ダイエットの強い味方。ほとんどの日本人が不足気味なので、間食でも積極的に食べたい食品です。(※12,13)

食事はしっかり食べよう

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ダイエット中でも、お菓子やデザートを食べたくなることはありますよね。その中でも、間食は栄養素を補うだけでなく、気分転換につながります。

しかし、好きなものを好きなだけ食べてしまうと、1日の摂取カロリーが適正量を超えてしまい、肥満につながる可能性もあるため、選び方と食べる量には注意が必要です。

基本は朝昼夕の3食の食事をしっかりと摂ることを心掛けましょう。その上でお菓子や間食を楽しみ、上手に付き合いましょう!

【参考文献】

1 厚生労働省|e-ヘルスネット|お菓子にはどのくらいのエネルギーが含まれているのでしょう?
2 厚生労働省|e-ヘルスネット|間食のエネルギー(カロリー)
3 厚生労働省|e-ヘルスネット|睡眠と生活習慣病との深い関係
4 厚生労働省|e-ヘルスネット|夜食症候群とは
5 厚生労働省|e-ヘルスネット|ダイエット
6 農林水産省|夜遅く食事をとるときは
7 厚生労働省|e-ヘルスネット|不飽和脂肪酸
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