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プロが教える「料理上手」になるコツ

レシピ

“料理上手な人はモテる”とは言いつくされた言葉ですが、実際、手際よく食材を調理してビシッと味を決められる人には、同性の目からもセンスや魅力を感じます。料理上手になるには、なにかコツがあるのでしょうか? 今回は料理家・フードコーディネーターの両角舞さんに、料理が上達するポイントを教えていただきました。

両角舞(料理家)

料理上手になるためにマスターしたいメニュー

次は、料理上手になるためにマスターしたいメニューのおはなしです。

おすすめメニュー① 野菜炒め

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あくまで、おすすめのひとつですが、初心者の人はフライパンだけでできる野菜炒めなんていかがでしょうか。

食材をどれくらいの大きさにカットするといい食感になるのか、どういう食材の取り合わせだとおいしいのか、また、火を入れると水気が出る具材、油を吸いやすい具材など、基本的なことをつくりながら体感できます。いろんな野菜を使って、何度もつくるうちに自分の“ベスト野菜炒め”ができると楽しくなりますよ。

おすすめメニュー② カレーのアレンジ

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基本的な料理はつくれるという方なら、カレーのアレンジを楽しむのがおすすめ。

例えば、ルーを使わず、玉ねぎをあめ色に炒めるところからはじめたり、スパイスを調合してみたり。カレーは奥が深いので、どんどんおもしろくなっていくと思います。また、野菜によって出るうまみも変わるので、いろんな具材で挑戦してみてくださいね。

おすすめメニュー③ 餃子

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餃子も、個人的には挑戦しがいのある料理だなと感じます。具材のバリエーションも豊富ですし、包み方や焼き方でいろんな食感や味が楽しめます。何より、“やりきった感を味わえる”のもポイントですよね。

使いどころ満載! 常備しておくといい調味料

最後は調味料のおはなしをしましょう。

めんつゆ、白だしはテッパン

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テッパンですが、めんつゆと白だしは常備しておきたいもののひとつ。なかなか手間をかけられない人も、すでにだしの入った調味料を使えば、おいしく仕上げることができます。

昔もいまも「女性に作ってほしい手料理」の上位に入る肉じゃがも、めんつゆがあれば、まちがいのない味になります。白だしなら、みそ汁のだし代わりにちょっと入れたり、おひたしに少し加えたりするだけで味が変わりますよ。

クリアタイプのフレンチドレッシング

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ちょい足しで、料理が別ものになる調味料の代表格はごま油ですが、私のおすすめはクリアタイプのフレンチドレッシング。

ポテトサラダなどマヨネーズ系のサラダに少し加えると、うまみと酸味が出て、グッと味がひきしまります。お刺身やスモークサーモンを、さっとフレンチドレッシングで和えれば、手軽に魚介のマリネもできますよ。

ニンニクしょうゆのつくり置きも便利

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少し手間をかけられるなら、ニンニクしょうゆをつくり置きしておくと便利。生のニンニクを輪切りして、しょうゆに漬けこんでおくだけなので簡単です。炒めものの最後に少したらすと、風味が一気に変わっておいしくなります。

やっぱり“自分の大好物”に挑戦するのが一番の近道

今回は、私のおすすめとしてメニューや調味料を挙げましたが、できることなら“自分の大好物”に挑戦するのがいちばん。好きなもののほうが作りがいがありますし、おいしくできたときの喜びも大きくなります。

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