仕事の疲れや人間関係のストレスで、平日はいつもいっぱい、いっぱい。だからこそ、休日は自分の部屋に引きこもりたい! そんな“休日引きこもり”派の女性は、世の中にどれくらいいるのでしょうか? アラサー女性399人に行ったアンケートでは、なんと半数以上が「休日は家に引きこもっている」という結果に。今回は、彼女たちの意見をもとに、“楽しい引きこもり休日”の過ごし方をご紹介します。
武末 典子
仕事が一段落して、やっと週末! 「思いっきり遊びたい!」と考えても、やっぱり疲れて何もできない……。
今回、アラサー女性に行った「休日はおでかけ派? 引きこもり派? 」というアンケートでは、「ひきこもり派」「どちらかというとひきこもり派」とこたえた女性が全体で52.4%もいる結果になりました。
「休日は引きこもる」という女性は5割以上
Q. 休日は「おでかけ派」ですか? 「引きこもり派」ですか?
断然、おでかけ派!(15.3%)
どちらかというとおでかけ派(32.3%)
どちらかというとひきこもり派(29.3%)
ひきこもり派!(23.1%)
※有効回答数399件。単数回答式。
あまり体力のない筆者からすると、“休日引きこもり派”が多いこの結果は「わかる、わかる」と共感しかありません。特に残業や過労がつづいてしまうと、「週末くらいはずっと寝ていたい」と思うのも当然ですよね。
ただ、「休日は引きこもっている」といっても、さまざまな過ごし方があるようです。まずは、女性のみなさんがどのような“引きこもりの休日”を送っているのか見てみましょう。
休日引きこもり派のオススメの過ごし方
その1.ずっと寝て過ごす
・「目覚ましをかけずに寝る」(26歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
・「とにかく昼寝。家から一歩も出ないで寝て過ごす」(31歳/商社・卸/事務系専門職)
だらだらとお昼まで寝て、ごはんを食べて、また眠って……。それができるのも、予定がない休日だからこそ。
睡眠不足はお肌によくないとも聞きますし、休みの日に元気をチャージするのは、美しさを保つうえでも欠かせませんよね。
その2.好きな音楽を聴きながらゆっくり
・「家で音楽を聴きながら読書」(32歳/その他/クリエイティブ職)
・「好きな音楽を聴きながら家事」(27歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
軽快なリズムや、心にうったえかける歌詞など、お気に入りの曲を聴くと、気持ちが前向きになれるもの。
心を落ちつけたり、いやされたりする効果も期待できるので、疲れてグッタリしたときにこそ、大好きな曲を聴いてゆっくりしたいものです。
その3.テレビやネットを観てすごす
・「録っていたテレビの鑑賞や、ネット検索」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「家でゴロゴロ、Netflixを見る」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
地上波のテレビ番組はもちろん、NetflixやAbemaTVなどのネット番組、YouTubeなど動画サイトを観ていると、時間がたつのを忘れるほど。
筆者のまわりでは「仕事でミスをして怒られたら、お笑いを観て元気になる」という人も。思いっきり笑ってモヤモヤを解消するのに、テレビやネットはうってつけですよね。
その4.趣味に時間をついやす
・「ジグソーパズルをだらだらする」(25歳/学校・教育関連/専門職)
・「アニメを観て、乙女ゲームをするのが幸せ」(27歳/食品・飲料/その他)
引きこもり派の女性のなかには、「休日は家で趣味を楽しむ」という声も。
なかには趣味の海外旅行を充実させるために語学の勉強をする、シェイプアップのために自宅で筋トレをするなど、自分みがき=趣味と宣言する人もいました。
その5.手のこんだ料理をつくる
・「愛犬をなでくりまわす、夕飯に向けて朝昼から手のこんだ料理をつくる」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「たくさん寝て、家で好きなアイドルのDVDを観て、晩ご飯に手のこんだものを作る」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
忙しい毎日を送っていると、つい自炊がおっくうになるもの。結果、外食やコンビニ弁当の回数が多くなり、栄養バランスが崩れがちに……。せめて週末くらいは時間をかけて手のこんだ料理をつくる! というのはステキな心がけですね。健康にも美容にもいいうえに、かっこうの気分転換にもなりそうです。
昼まで寝て過ごす、DVDを観てゆっくりするなど、休日引きこもり派の女性からはさまざまなウィークエンドプランがあがりました。
そうしたなか、「雨の日は引きこもるけど、晴れているときは遊園地などに行ったりする」(24歳/医療・福祉/その他)、「朝から行動して午前中はアウトドアで、午後はゆっくりする」(30歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)など、インドアとアウトドアをおりまぜた休日を過ごすという人もいました。
どちらかと言うとインドア派の身としても、ずっと家にいるとやることがなることがあります。そこで、アクティブ派の女性の意見をもとに、休日引きこもり派のみなさんにもオススメできる“アウトドアな休日”を考えてみました。