見下す相手を選んでいるの?
誰かをバカにするという人は、バカにするターゲットを選んでいるのでしょうか。あるいは自分以外全員アホだと思っているのでしょうか。
「他者軽視傾向」に関して、軽視する相手を選んでいるのかどうかについてあきらかにした研究を見つけることはできませんでした。「選んでいる」ともいえるでしょうし、「選んでいない」ともいえるかもしれません。
「で、結局、どっちなの?」と思われそうですが、基本的には周囲にいる人に対して、無差別的に見下している、といえるでしょう。
ただし、「この人には、絶対勝てない」という相手に対してはやはり、見下したり、バカにしたりはしないと思うんです。特に、基準や傾向などがあるわけではないでしょうが、やはりそれなりに相手は選んでいるといえるでしょう。
バカにされたときの対処法
人からバカにされてうれしいという人は、まあいませんよね。バカにされてつらい、しんどい、悔しいと感じる人が多いと思います。
それではバカにされたとき、どんな対処をすればいいのでしょうか。
不快なことをはっきり伝える
バカにしてくる人は、「この人だったらバカにしても平気」だと思って、バカにしているわけです。極端なことを言えば、「あの人はMっ気があるから、むしろバカにされるのが好きなんだ」くらいに思っている場合もあります。
ですから、バカにされて不快だと言うことは、はっきりと相手に伝えましょう。
かかわらないように距離を取る
自分のことをバカにしてくるような人とは、かかわらないことが一番です。たとえその相手が、恋人であっても同じことです。そんな人と一緒にいてもあなたが幸せになれるわけはないので、きっぱりと別れを決断しましょう。
もし仕事の関係上、どうしてもかかわらないといけないときなどは、最小限の接触ですむようにしたほうがいいでしょうね。
僕の周囲にも、人を見下したり、バカにしたりということをする人がいます。そんな人につられて、僕自身も同じように人を見下したり、バカにしたりしてしまうことがあります。
人を見下す、バカにするというのは、最低な行動であることはまちがいありません。ホント、気をつけたいものです。
(平松隆円)
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