こんにちは、ヨムーノ編集部です。
突然の事例で「転勤」を告げられる家庭は多いもの。
その際、「単身赴任」という選択肢があります。
単身赴任が決まった時、何が必要?どんなサポートができる?家族はどうしたらいい?……考えることがたくさん。
とりあえず落ち着いて、深呼吸して読んでみてください。
(※筆者、単身赴任妻経験者です)
夫が転勤になったら「家族」はどうする?

単身赴任が長引いた場合、家族はその後移転するかどうか……という問題が。
転校・転職、そして貯金がネック
もっとも悩ましいのが「子どもの転校」と「妻の転職」です。
まだ小学生低学年であれば、ついていくこともできますが、高学年になればなるほど「受験」の問題もつきまといます。
また、妻が仕事をやめなければならない場合は「世帯年収が減る」ということも。
単身赴任時は引っ越し補助がでた企業も、数年後の家族の引っ越しにはまったく費用は出してくれない企業が多いものです。
世帯年収が減り、貯金も減るという大痛手になる可能性も。
家族移転で持ち家なら「貸す」選択を
もう一つのネックは「持ち家」がある場合。
「家を建てたばかりで転勤の内示が出た」「マンションを買ったばかりで転勤話が」とは、よく聞く話でもあります。
もし家族も赴任先に移転するのであれば「賃貸として貸し出すことが無難」です。
家賃収入が入るだけでなく「家は誰も住まないと傷む」ため、後々リフォームが必要になるからです。
「誰だか分からない人に貸し出したくない」のであれば、企業によっては「社員寮として同じように転勤してくる人に貸し出す」という制度を設けているところもあるので、勤務先に確認してみるといいですよ。
単身赴任でお金の管理が大変になる
基本「会社から出る補助+お小遣い」で生活

一番の問題は「お金」。
自宅に住み続ける家族の生活があるため、可能な限り持ち出しをしたくありません。
「会社から補助金はいくら出るのか」これがキーになります。