飲む時間も重要…？ タピオカダイエットをするときの3つのポイント

タピオカがダイエットに効果があるかどうかは、まだ科学的に検証されていないため、現状ではタピオカにダイエット効果があるとは言えません。

また、タピオカは100gあたり約60kcalほどのカロリーがあり、決して低カロリーな食材という訳ではありません。

普段の間食でタピオカよりも高カロリーになりがちな、甘いお菓子やスナック菓子を食べているのであれば、それをタピオカに代えることで、カロリーを控えることができますが、その際にはタピオカドリンクの中身に気をつけ、無糖のものを選ぶなど、タピオカ以外の部分でカロリーが高くならないように気をつける必要があります。（※1,2）

こちらの項目ではわかりやすいように、100gあたりのタピオカと白米を比較してみていきましょう。

タピオカに含まれるカロリーは、白米の約1/2ほどです。

・タピオカ…62kcal / 100g
・白米………168kcal / 100g

しかし、白米よりもカロリーが低いからといって、食べ過ぎてしまっては元も子もありません。タピオカを食べるシーンは、タピオカドリンクであることが多いですが、その場合はドリンク自体のカロリーも加算されることを忘れずに。（※2,3）

タピオカに含まれる糖質は、白米の約1/2ほどです。

・タピオカ……15.2g / 100g
・白米……35.6g / 100g

糖質はエネルギーの元になり、脳や神経系の唯一の栄養源となる、とても重要な栄養素です。糖質が不足してしまうと、体調不良に繋がるので、ダイエット中だからと言って、極端に控えることのないように意識しましょう。（※2,3,4）

タピオカドリンクは、ミルクティーやソーダ系ジュース、カルピス系ジュースなど、さまざまな種類がありますが、甘いドリンクの場合には注意が必要。

ドリンク自体に糖質や脂質が含まれているのでカロリーも高くなってしまいます。カロリーを抑えたい場合は、ストレートティーが良いでしょう。

タピオカドリンクを購入する際に、砂糖の有無を選べるのであれば、なるべく無糖のものを選びましょう。砂糖は100gあたり384kcalと高カロリーなので、無糖にするだけでカロリーをぐっと抑えることができますよ。

また、余分なカロリーを摂らないために、ダイエット中は、生クリーム、あずき、プリンなどのトッピングもなしにすることをおすすめします。（※5）

タピオカドリンクを飲むタイミングは、日中がおすすめです。なぜなら、夜間には脂肪を蓄積し分解を抑える働きを持つ、体内時計を調節する時計遺伝子のひとつであるBMAL1遺伝子とその蛋白質が活性化しているためです。

また、朝一にタピオカミルクティーなどの砂糖入りの甘いタピオカ入りのドリンクを口にするのは控えた方が良さそうです。その理由に「セカンドミール効果」があります。

これは、最初にとる食事（ファーストミール）が、次にとる食事（セカンドミール）以後の血糖値の動きにも影響を及ぼす現象で、朝食で糖質が多く血糖値が急上昇しやすい食品を食べると、その後の食後で何を食べても血糖値が上昇しやすくなることが明らかになっています。（※6,7）