夏バテ予防といえば「甘酒」。ノン・アルコールで赤ちゃんからお年寄りまで飲める健康飲料で、ダイエットや肌質改善が豊富。しっかり甘いのに、「ギルトフリー」なドリンクです。とはいえ「糖質」を含むのも事実。そこでダイエット中の方も安心の「太りにくいタイミングと飲み方」をご紹介。
松田 真紀
ギルトフリーな、甘い1杯 ― ダイエットに「甘酒ドリンク5選」
「甘酒」の中でも「米と米こうじ」でつくられたタイプは「飲む点滴」と呼ばれ、ノン・アルコールの発酵食品で、生後6ヶ月の赤ちゃんからお年寄りまで飲める健康飲料。1日にコップ1杯(約150ml)飲むことで、ダイエットや肌質改善に効果が。発酵食品の甘酒は腸内環境を整えてくれるリラックス効果も。しっかり甘いのに、「ギルトフリー」な1杯です。
とはいえ、甘酒は「糖質」を含みます。
ダイエット中なら、太らないか心配…という方も多いのでは?そこで、甘酒の「太りにくいタイミング」と「飲み方」をご紹介します。
起きて2時間以内の「朝・甘酒」
「起きて2時間以内,毎日同じ時間に朝食を食べる」と、太りにくくなることがわかっています。甘酒は吸収がスピーディーなので、今すぐに脳や体のエネルギーが欲しい朝に最適。固形物は重すぎる朝ヨガの前にも。脳を起こして、怪我予防にもなります。
14時〜17時の「おやつ甘酒」
間食は空腹の時間を短くすることで食後血糖値の急上昇を緩和し、太りにくくする方法。14時〜17時は脂肪が蓄積がされにくいラッキータイム!午後の「甘さ」が欲しい時間帯に「ギルトフリー」の甘酒はうってつけの「おやつドリンク」。腸内環境を整え、ストレスを緩和。夜の暴飲暴食の予防にもどうぞ。
ダイエットにオススメの「甘酒ドリンク」アレンジレシピ5選
豆乳甘酒
豆乳の脂肪分が甘酒の糖質による血糖値の急上昇を抑えてくれます。大豆イソフラボンはコレステロールを抑制してくれダイエット効果もプラス。
作り方:市販の甘酒と無調整豆乳を1:1〜2。甘さが欲しいときは甘酒を多めに。
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レモン甘酒
レモンには優れた脂肪燃焼効果があります。また、美容効果、代謝改善など体の若返りにも働き、疲労回復効果も。レモン汁と一緒に栄養価が豊富な「皮ごと」入れましょう。後味スッキリ、甘酒が苦手な人もオススメ。
作り方:市販の甘酒コップ1杯に、レモン果汁を4分の1程度絞り入れる。レモン果汁なら、大さじ2杯くらい。
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ショウガ甘酒
ショーガオールという成分には脂肪燃焼効果があります。また、甘酒の糖質による血糖値の急上昇を抑える働きも。ホットで飲むと、血流改善効果でポカポカに。ヨギが好きなチャイのような味に。
作り方:市販の甘酒に、ショウガすりおろしをお好みで。チューブでもOK。
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トマトジュース甘酒
トマトジュースは血糖値コントロール効果があり、甘酒の糖質による血糖値の急上昇を抑えてくれます。リコピンによって美肌効果も2倍に。
作り方:市販の甘酒と無塩トマトジュースを1:2〜3。さっぱり飲みたいときはトマトジュースを多めに。
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