臭気強度テストの結果
ピンポイントのクサイよりキッチン全体の複合臭に効く
流し台の上に設置してみると、一定の効果はありましたが、ピンポイントの悪臭対策というより、広い空間に漂う薄いニオイを消臭する用でした。キッチンの複合臭をゆっくり分解するといったカンジでしょうか?
重曹は効果なし! 逆にニオイを引き出して大惨事をまねきます
「キッチンまわりに重曹はマスト」と、よく聞くことから、ダイソーで購入して試してみました。そして、重曹をかけてみると、明らかに逆効果なニオイが立ち込め……。「生ゴミ臭を逆に引き出してしまいましたね」と、石川先生。噂は噂、生ゴミには効果ナシでした。
ダイソー
重曹
実勢価格:108円
「重曹のアルカリ成分で臭気レベルが上がってしまいました」(臭気判定士 石川先生)。
臭気強度テストの結果
重曹がダメならクエン酸はどう?効果はまあまあ、少し薄らぎます
重曹がダメなら、中和してニオイを消すとされるクエン酸はどうでしょうか? スプーン3杯分を生ゴミにふりかけると、アンモニア臭と腐敗臭が少し薄らぎました。しかし、刺激臭はほぼ変らず臭い! 効果はまあまあといったところで、「ほんのりレモンのような爽やかなニオイがします」と、臭気判定士の石川先生。
ダイソー
クエン酸
実勢価格:108円
ふりかける前は4.0だった臭気が、3.5にまで下がりました。まあまあの効果といえます。
臭気強度テストの結果
アナログさがよかった新聞紙は放置するとニオうので早めに処分
意外にも効果アリだったのは、古新聞にくるむというなんともアナログな方法。「強いインクの香りで悪臭を抑え込んでいますね」と石川先生。新聞紙が水分とニオイを吸収し、インクのニオイが生臭さを抑え込み悪臭カット。しかし、放置すると臭くなるので早めに処分を!
臭気強度テストの結果
冷凍すると生臭さが激減! でも生ゴミを入れるのはちょっと勘弁
「-10℃になると菌が活動できなくなるので消臭効果あり」(臭気判定士の石川先生)と、酸っぱいニオイは消えないけど、生臭さは激減したのが「冷凍」。しかし、そもそも冷凍庫に生ゴミを入れるのに抵抗があることから、評価を下げました。