濡れた髪を乾かす時や、お出かけ前のセットに役立つドライヤーテクニックをお伝えします。
癖やパーマを活かしたい場合
濡れている時のようなウェーブを出したい場合は、根元だけ乾かしてあとは半乾きの状態で、ムースやワックスをつけて自然乾燥がおすすめです。ドライの状態から始める場合は、ウェーブをだしたいところを水スプレーなどで少し濡らして、ウェーブをしっかり出してからスタイリング剤を。
どちらも仕上げにドライヤーの弱い風でセットできれば完璧。手でウェーブが崩れないように包みながら、優しく乾かします。
ドライヤーで乾かす際の基本的なコツ②
繰り返しになりますが、髪は完全に乾くと形を変えられません。ということは、乾かしながらセットしていきます。
覚えておきたいのは、熱を当てた後、冷える時にその形がセットされるということ。なので、手の中でウェーブを作って包み、ドライヤーの熱を当てた後、大切なのはすぐに手を放さないこと。すぐに手放してしまうと、完全に形をキープできず、だれてしまいます。手で包んだまま熱が冷めるのを待ってから、放してください。
ストレートヘアや内巻き・外巻きなど、どんな髪型でも、その工程は同じです。熱で形をつくり、冷やして固めるイメージです。ブローの最後に冷風でしめるとセットのもちがよく、また無駄な熱から髪を守ります。
ロングヘアや髪の量が多い方へ
なかなか髪が乾かず、ドライヤーの時間が長くて大変!そんな方は一度、ドライヤーの買い替えを検討してみてください。プロ仕様のものや最新のものは、一般のものに比べて値段は高額になりますが、もし今お使いのドライヤーが何年も前の機種だったり乾くのが遅いと感じる場合、かなり楽になる可能性があります。
早く乾いてくれれば、時間の短縮にもなるし、髪にかかる熱ダメージも軽減されます。長い目でみたら、良い買い物になるかもしれませんよ。
もし美容室に行った際には、その髪型にあった乾かし方を美容師に聞いてみてください。意外な発見があるかもしれません。
毎日のヘアケアは、髪の状態としてちゃんと表れてきます。むりせず、楽に続けられるヘアケアを見つけましょう。この記事が少しでも参考になれば幸いです。