30歳を過ぎると「今まで何もしなくてもやせたのに」「食べても太らなかったのに…」と感じることはありませんか?年齢を重ねると、体は太りやすくやせづらくなってしまいます。そこで重要になってくるのが「今ある筋肉量を維持する」ことです!
「筋肉への意識」が重要!太りにくい身体へ
筋肉を増やすのは、もはや無理?
『基礎代謝量(=寝ているだけで消費されるエネルギー量)』が高ければ、ダイエットしやすい身体になるということはみなさんご存知ですよね。そして、その基礎代謝量の決め手となるのが「筋肉」です。
「筋肉を増やしたい」と言われる方が多いですが、筋肉を増やすのはそんな簡単なことではありません。30歳を過ぎると、普通の生活をしていると、1年で約1%ずつ筋肉が減少していくのです。
30歳を過ぎたら、「筋肉を増やす」ではなく、「筋肉を減らさない」をまずは目標としましょう!
「筋肉」は意識すれば維持できる
20代の頃は身体のことをあまり意識せず、好きなように過ごしていればよかったと思いますが、30歳以降は、身体のことを意識している人、していない人で大きく差が出ます。
そして、今まだ20代以下の方も、今のうちから意識することで、後々の身体が大きく変わってきます。
ではどのように意識すればよいでしょう?
立つ、歩く、座る、階段を上る『日常生活』で使う筋肉
みなさんは普段の生活の中で「今どの部分の筋肉を使っているのか」を意識されたことはありますか?立つ、座るは「静止」している状態ですが、身体の内側にある筋肉をたくさん使っています。
その中でも、綺麗な姿勢で静止するためには、お腹周りの筋肉がとても重要。反り腰でお腹を前に出して立っていたり、背中を丸めて座るのが癖の方は、普段の生活で上手に腹筋を使っていない証拠です。
また、歩くときや階段を上るときは脚全体の筋肉を使いますね。使っている部分を意識するだけで、筋肉は意識的に維持され、使い方も上手になります。
姿勢を意識して効率よく筋肉量を維持
身体の内側や関節にある「姿勢を維持するための筋肉」は『正しい姿勢』を意識することで、しっかりと維持されます。
1、お尻をしっかりしめる。
2、お臍を背骨の方にくっつけるようにお腹をキュッとしめる。
3、肩の力を抜く。
4、頭を天井に近づけるようにして顎を軽く引く。
立っているときも、座っているときも意識する部分は同じ。最初は少し大変ですが、そのうち身体が覚えてくれるので、正しい姿勢が当たり前の姿勢になります。
さあ今日から、今まで放置していた筋肉を意識して、代謝の高い身体を目指しましょう!