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関東の紅葉名所とおすすめ温泉スポット!

旅行・おでかけ

関東地方でおすすめしたい紅葉名所と温泉スポットを、県別に一挙ご紹介! 見頃時期も様々な紅葉狩り・観光スポットを紹介するので、お出かけ時期が遅くても間に合います。今回の記事を参考に、絶景の紅葉を関東地区で存分に楽しみましょう!

執筆者:藤田 聡

関東の紅葉名所とおすすめ温泉スポットをご紹介

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関東の紅葉名所を解説
関東地方で、特におすすめの紅葉名所と、その近くにある温泉を地域別・県別に一挙紹介!

紅葉の見頃時期には、既に朝晩の冷え込みが厳しもの。特に、夜の紅葉ライトアップ時には一層冷え込み、鑑賞後すぐに温泉に入らないと風邪をひいてしまいます。紅葉狩りに温泉は必需品なので、紅葉名所と温泉はセットで覚えておきましょう!

栃木県の紅葉名所と温泉

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竜頭の滝紅葉 (c) AME/a.collectionRF /amanaimages
栃木県を代表する紅葉名所といえば日光。関東、いや日本を代表する紅葉名所とも言えるでしょう。日光と一口に言っても10月上旬に紅葉が始まる奥日光から、11月中旬頃まで紅葉が楽しめる東照宮周辺まで、非常に広大なエリアがあります。その日光の中でも特に紅葉が早いのが、写真の「竜頭の滝」(例年見頃:10月上旬)です。標高的にはもっと高い場所があるのに、冷気の通り道なのか、何故か日光で一番早く紅葉します。「竜頭の滝」の紅葉のニュースが、日光はもちろん、関東の紅葉狩りシーズンの開幕を告げているようなものなので、紅葉狩りに出かける目安として、絶対に覚えておきたい紅葉スポットです。

通常では一週間程で色あせてしまう所が多い紅葉ですが、「竜頭の滝」は二週間程見頃が続きます。見頃の最初に行っても、周辺の他の場所はあまり紅葉していないので、見頃の終わり頃に行くのがお勧め。そうすると、「竜頭の滝」より標高の高い場所が殆ど紅葉しているので、周辺の紅葉を一度で満喫出来るのです。お勧めなのが湯ノ湖を含めた日光湯元温泉周辺(例年見頃:10月上~中旬)。特に午前中の朝日に照らされた紅葉は、湖水に反射してまさに絵のような美しさ。日光が日本を代表する紅葉の名所であると、改めて確信させてくれます。

日光の紅葉と言うと、いろは坂(例年見頃:10月中旬~11月上旬)の渋滞のニュースを思い浮かべ、敬遠したくなるかもしれませんが、上記のように奥日光だけが紅葉している時期は、混雑もそれ程ではありません。また、午前中の早い時間帯に紅葉狩りを堪能して、いろは坂を下ってしまえば渋滞とは無縁。日本を代表する紅葉を手軽に楽しめます。

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秋のひょうたん池と茶臼岳 (c) SHOHO IMAI/a.collectionRF /amanaimages
栃木県でもう一箇所、日光と同様に素晴らしい紅葉が楽しめるのが那須連山一帯(例年見頃:10月上~下旬)です。しかし、紅葉の時期が日光とほとんど同時なので、天気が良い日の朝など条件が良い日時に両方行く事は出来ず、日光と那須のどちらか一方を選択する事になります。紅葉自体は甲乙付けがたい程素晴らしいので、これはまさに究極の選択です。那須の紅葉は本当に素晴らしく、東北に近いせいもあり、東北並と思える凄い紅葉が待っています!

那須の穴場の紅葉としては、駒止の滝がお勧め。以前は音はするのに見えない幻の滝でしたが、那須平成の森が出来た時に展望台が整備され、その雄姿を拝めるようになりました。場所は北温泉の駐車場に隣接しています。

周辺の温泉としては、日光では奥日光湯元温泉とその引湯である中禅寺温泉。那須では那須湯本温泉を中心とした那須温泉郷があります。那須温泉郷の詳細については、以下の記事を参照願います。

那須温泉郷は紅葉と温泉の名所

栃木県は紅葉の名所が多く山岳部の大半が紅葉しますが、他に有名な紅葉名所として瀬戸合峡(例年見頃:10月中~下旬)、塩原温泉東側の塩原渓谷(例年見頃:10月下旬~11月上旬)、五十里湖(川治温泉)から龍王峡を経て鬼怒川温泉までの一帯(例年見頃:10月下旬~11月上旬)などがあります。この中では、特に五十里湖の紅葉が穴場です。ダムの近くでは無く、国道122号で上流まで行って、湖が終わる付近が猛烈な絶景なのです。駐車場が常時満車の龍王峡とは対照的に、まったくの穴場と化しているのが本当に勿体無い紅葉の名所です。

鬼怒川温泉、川治温泉の詳細については、以下の記事を参照願います。

美しい渓谷が望める鬼怒川温泉
古き良き温泉場風情の川治温泉

群馬県の紅葉名所と温泉

群馬県の紅葉名所といえば谷川岳周辺です。ロープウェイで行ける天神平や、一ノ倉沢(例年見頃:10月15日前後)が紅葉スポットとして知られます。実際には尾瀬までの付近一帯が紅葉するので、、みなかみ町一帯が紅葉の名所。中でも有名なのが照葉峡(例年見頃:10月上~下旬)で、11もの滝が道路沿いにあり、標高差が大きいので何処かの場所で紅葉見頃の最盛期を探す事ができます。温泉としては宝川温泉周辺の紅葉が有名です。

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草津白根山 (c) GYRO PHOTOGRAPHY/a.collectionRF /amanaimages
草津白根山は標高が高すぎて樹木が無いので、紅葉する木も少なく、写真のような草紅葉になりますが、独特な美しさは感動的です。また山頂近くの弓池(例年見頃:10月初旬)の紅葉がピークの時は、箱庭のような独特の美しさ。群馬県の山では赤城山(例年見頃:10月中旬)や妙義山(例年見頃:11月上~中旬)も紅葉の名所として知られます。

温泉では、なんと言っても草津温泉。特に温泉街入口にある道の駅に無料の高山植物園が併設されており、そこの紅葉が素晴らしいのです。見頃時期の夜にはライトアップも行われます。さらに伊香保温泉もおすすめ。湯元「河鹿橋」の紅葉ライトアップが特に有名で、群馬県を代表する紅葉名所です。ライトアップは毎年は10月下旬から11月中旬まで実施されています。

千葉県の紅葉名所と温泉

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紅葉の養老渓谷懸崖境。国道の橋から見物出来る
千葉県を代表する紅葉名所といえば、養老渓谷(例年見頃:11月下旬~12月初頭)です。近年は日本一遅い紅葉として、盛んに売りだしており、夜には紅葉ライトアップをする場所も複数あります。付近は滝が多く、滝めぐりの遊歩道もありますが、結構な距離を歩く事になります。紅葉を見たいだけなら、写真の「懸崖境」の紅葉がお勧め。国道沿いなので、全然歩く必要がありません。近くの「筒森もみじ谷」も、車で行ける穴場スポット。周辺の温泉は、もちろん養老渓谷温泉郷です。

他に千葉県では、もみじロードもおすすめ。名前の通り、県道をドライブするだけで、絶景の紅葉を楽しめます!佐倉城址公園の紅葉も穴場。空堀と呼ばれる水の無い堀の窪みは日陰なので、紅葉の色付きが遅れ、12月上旬という遅い時期まで楽しめます!

千葉県の紅葉の傾向と対策としては、日本一遅い紅葉だからと言って安心して遅く行かない事です。冬が近い時期のせいか一晩で枯れてしまう場合もあるので、やや早めの紅葉を満喫するのがお勧めです。

東京都の紅葉名所と温泉

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六義園紅葉ライトアップ (c) Saha Entertainment/a.collectionRF /amanaimages
東京都の紅葉は、主に公園で見る事になりますが、神宮外苑や国営昭和記念公園のように、紅葉よりは銀杏の黄葉の名所が多い印象です。実は、一番のおすすめが日比谷公園。赤や黄色など様々に色付く様子が美しく、噴水付きの池もあり、紅葉と池がコラボ。無風時には水面に紅葉が映り込み、一層絶景です!

都内の紅葉スポットとして特に有名なのが写真の「六義園」(例年見頃:11月下旬~12月上旬)です。大きな池の周りを一周する公園ですが、池や常緑樹と紅葉のコントラストが美しく、夜は紅葉ライトアップをする事でも知られます。紅葉期間中は普段閉まっている駒込駅側の入口もオープンし、駅前で紅葉が見れるので、人気も混雑も相当なものです。

駒込駅の北には、洋館やバラで有名な「旧古河庭園」(例年見頃:11月下旬~12月上旬)があります。実は、このバラ園の下には日本庭園が広がっており、かなり密集したもみじ林があるので、「六義園」に行った時には、同時に立ち寄りたい公園です。付近の温泉としては東京染井温泉「SAKURA」があります。

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