“尽くす女”と言われると、ダメンズを育ててしまったり、彼女自身がボロボロだったりと、なんだか悪いイメージがありますよね。
でもそれは、上手な尽くし方を知らないだけかもしれません。
彼にすることを“幸せ”だと感じるようになれば、恋はいっそう楽しいものになるのです。
そこで今回は、彼もあなたも幸せになれる、上手な尽くし方のコツをご紹介。
「尽くすのはイヤ」なんて思っているうちは、まだまだお子ちゃまかも?
自分の「したい」を知る
彼に「したい」ことは人それぞれ。美味しいご飯を作りたいと思う人もいれば、弱っているときに支えになりたいと思う人もいるでしょう。
彼のお母さん的存在になりたいのか、妹的存在になりたいのか、はたまた親友のようなポジションでいたいのか……。
彼にとってどんなことをしているときに喜びを感じるのか、まずは自身に聞いてみてください。
そして、“喜べないこと”はやらない。これさえ守れば、必要以上に尽くし過ぎることはないはずです。
彼の「して欲しい」を知る
自分のしたいことを、押し付けるだけになってしまうと、彼も苦しく感じるもの。
度が過ぎると過干渉になり、「押しつけがましい」と感じさせてしまうかもしれません。
たとえば、「美味しいご飯を作ってくれるのはうれしいけど、毎日じゃなくていい」「お店の美味しいではなく、家庭的な美味しいが食べたい」など、同じ「美味しいご飯を食べたい」でも、中身にはかなり幅がありますよね。
彼がどこまで“して欲しい”と考えているのかをまず確認。あなたの「したい」ばかりが先行しないよう事前に気をつけておくのが正解です。
思い通りにならないことを知る
そもそも「彼になにかしたい」というのは、「彼が喜ぶ姿を見たい」「彼の笑顔が見たい」という気持ちがスタートだと思います。
でも次第に、自分の思うような反応を期待してしまうようになると、「したい」が「してあげた」に変化してしまいます。
あくまでも主語は自分。「彼のためにしてあげた」のではなく、「自分がしたい」であることが重要です。
思うような反応が返って来なくても気にしないでできる範囲内で、できることをしてあげてください。
自分に浸ることを知る
世間の声的に「それって家政婦?」「尽くしすぎ」と言われることがあっても、あなたが「したい」と思ってしているのなら気にしないでOK。
むしろ筆者は、「そういう自分が好き」と浸りきってもいいと思うのです。
彼とあなたの意見が一致していて、お互いになんの不満も無いのなら、そこに世間の声が入る余地はありません。
カップルの形は千差万別。余計な批判を気に留める必要なんてどこにもないのですから。
おわりに
注意して欲しいのは、世間一般でよく言われている「彼女が彼にすること」のテンプレートに惑わされないこと。
あなたが彼に「したい」と思って、彼も「して欲しい」と思っていることをする。