病気が隠れている可能性も！ 生理・女性ホルモンのギモンを女医が解説

「極端なダイエットや不規則な生活、ストレスなどで周期は乱れるので改善を。低用量ピルの服用も周期を整えるのに効果的です」

「PMSのイライラは女性ホルモンの変動により誰にでも起こりうるもの。運動をしたり、好きなDVDを見るなど自分に合う発散法を見つけましょう」

PMS治療薬。チェストベリー配合。プレフェミン（要指導医薬品） 30錠 ¥1800／ゼリア新薬

「血糖値を急変動させる高糖質のものや、カフェインは控えて。精神を安定させるセロトニンの材料になるトリプトファンや合成に必要なビタミンB6を含む鶏ささみや鮭などは◎」

「貧血になるほど経血量が多い場合は、子宮筋腫の可能性が高いです。特に子宮の内側の粘膜下に筋腫ができると経血量が増えるので、早めに婦人科で検査を受けましょう」

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「経血量には個人差がありますが、1回の生理期間中に20〜140mlが標準とされています。大体、30個入りの昼用ナプキンを1パック使い切るくらいの量です」

「生理の経血にレバーのような塊が混じるのは、塊状になるほど経血量が多いということなので、やはり子宮筋腫などの病気の可能性が考えられます」

「3〜4時間に1回替えるのを目安にし、多い日はもっと早めに替えましょう。長時間替えないと雑菌が繁殖したり、ムレやかゆみの原因になるのでNG」

「魚が腐ったようなニオイがしたら細菌性膣症や、性感染症などの可能性が。またはタンポンの抜き忘れの場合も。いつもと違ったニオイがしたら婦人科へ」

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MAQUIA11月号
撮影／岩谷優一〈vale.〉（モデル） 　ヘア&メイク／藤本 希〈cheek one〉　スタイリスト／河野素子　モデル／千国めぐみ　イラスト／チチチ　取材・文／国分美由紀　和田美穂　企画／萩原有紀（MAQUIA）

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