親子で一緒に楽しめ、赤ちゃんの成長をサポートする「ベビトレヨガ」を指導する岡本かなみ先生。スケジュールの合間を縫い、「ちょこちょこ練習する」のが習慣だそう。起き抜けや待ち時間にできる簡単なエクササイズを教えてもらいました。
ヨガジャーナル日本版編集部
ポーズが深まる隙間時間のヨガ的エクササイズ
「以前は、忙しくてもまとまった練習時間をとらなきゃと思い込んでいたんです。短時間でも自分が心地いい練習をやればいいんだと気づいてからは、今までよりもリラックスして、集中できるようになりました」
待ち時間は腰スライドで体幹を立てる姿勢づくり
信号待ちなどで行う腰スライド。両脚を肩幅に開いて腰に手を当て、体幹を真っすぐに立てたまま左右に振る。ヨガで体幹を立てた姿勢をキープしやすくなる。
腰スライド
べビトレ式壁スクワットで筋肉強化
べビトレで使う人形を抱いてスクワット。両脚を開いて壁の前に立ち、肩甲骨上部と仙骨を壁につけて、ゆっくりと腰を落として戻すのを5回繰り返し。下半身の筋肉を鍛え、抱っこ時の猫背グセを矯正。
べビトレ式壁スクワット
起床時は深く呼吸するための肋骨ほぐし
1.朝は体が固まって深く呼吸しづらいので、まずは肋骨の下・肋骨の間・鎖骨まわりを指の腹でさすってほぐす。脇の下も手のひらでもみほぐす。
肋骨ほぐし
2.あぐらで座り、膝の上に手をおいて、肋骨で円を描くように右回り・左回りを5回ずつ。骨盤のゆがみ調整にも◎。
肋骨ほぐし
教えてくれたのは…岡本かなみ先生
ベビトレヨガインストラクター。学生時代からヨガを学び、フリーインストラクターとして活動開始。赤ちゃんの身体能力と脳の成長をサポートするとともに、育児中のママの体をケアする「ベビトレヨガ」を考案、指導を行っている。