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起き抜け30秒!目覚めスッキリヨガ ♯胃もたれを緩和するワーク

体や心の緊張を深部からほぐす「ヨガ+ストレッチ」を提唱し、ビジネスマンに向けた企業ヨガ分野でも活躍する相楽のりこ先生に、目覚めを良くして一日を快適にスタートさせるメソッドを教えてもらいました。ツラい寝起きも、ヨガとストレッチを味方につければ、すっきりとした心身に整えられそう!ぜひトライしてみて♡

ヨガジャーナル日本版編集部

ねじりポーズで胃腸に刺激を与え、消化力と吸収力を高める

すっきり目覚めるには胃腸を整えることも大切。朝から胃腸の働きを良くするために、私は空腹を感じてから朝食をとるようにしています。朝は自分のスタジオでレッスンがあるので、レッスン前にとるのはアーモンドミルクのみ。レッスン後に空腹感を覚え胃腸の蠕動運動を感じたところでヘルシーな朝食をとる方が消化力、吸収力が高まるように感じます。食べない時間を作ることは、胃腸疲れの防止や便通の改善にもつながりました。

今回ご紹介するのは、ねじる動きで胃腸を刺激しその働きを活発にするワーク。朝に食欲がわかないのは胃腸の働きが低下しているのかもしれません。特に食欲が落ちやすい夏は朝のワークにねじりポーズを取り入れて。(相楽のりこさん)

膝を曲げたねじりのポーズ

目的と効果:体をねじることで、直接手で触れられない胃腸をマッサージして働きを高める。

やり方

1.仰向けになり両腕は体の脇に置く。

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Photo by Shoko Matsuhashi

2.両腕を肩の延長線上に伸ばし、両膝を体に引き寄せる。

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Photo by Shoko Matsuhashi

3.息を吐きながら両膝を揃えて左に倒す。反対側も同様に行う。

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Photo by Shoko Matsuhashi

効果UPのポイント:ねじりを深めるには、上半身が浮かないように注意し両肩もしっかりマットに沈める。

膝を伸ばしたねじりのポーズ

目的と効果:脚を伸ばして体をねじると腹筋と側筋に負荷がかかり、胃腸への刺激を強化できる。

やり方

1.仰向けになり両腕を肩の延長線上に伸ばし、両脚を揃えて天井へ伸ばす。

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Photo by Shoko Matsuhashi

2.両脚を揃えた状態で息を吐きながら左に倒す。反対側も同様に行う。

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Photo by Shoko Matsuhashi

3.できる人はつま先を手に近い位置に下ろす。反対側も同様に行う。

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Photo by Shoko Matsuhashi

効果UPのポイント:上半身がマットから浮かないようにする。特につま先を手に近付けたときに肩が浮きやすくなるので注意。

教えてくれたのは…相楽のりこさん
ヨガインストラクター、「TODAY SAGARA YOGA STUDIO」主宰。幼少時代から10年間器械体操の選手として活躍、その後タレント、女優として活動する中でヨガに出会いナチュラルな美を追求。過去の経験を活かしてストレッチ要素を取り入れたヨガ+ストレッチ「sagarayoga」を提案し、企業やイベントでレッスンを展開。2017年3月、東京・千駄ヶ谷に自身がオーナーを務める「TODAY SAGARA YOGA STUDIO」をオープン。

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