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「嫌われるのが怖い人」が今すぐやめるべき4つのこと

「嫌われるのが怖い」と考え、誰からも嫌われないように行動すると、偽りの自分を演じることになり気疲れしてしまいます。良好な人間関係も作りにくく、ストレスばかり溜まってしまうでしょう。
今回は「嫌われたくない」という恐怖心を捨て、自分らしく生きるための方法をご紹介します。

萩原かおり(心理カウンセラー)

誰からも嫌われたくない人が取りがちな言動・思考

まずは、誰からも嫌われたくないと思う人が取りがちな言動や思考をご紹介します。

1.自分の意見が言えず、人に合わせてしまう

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誰からも嫌われたくない人は、自分の意見をあまり言いません。自分の意見を言うと、意見が合わない人からの反感を買ってしまうリスクがあるからです。

意見を言わなければ、少なくとも嫌われる可能性は低くなります。自分の意見と異なっていても、人の意見に合わせて摩擦を避けようとする「事なかれ主義」の人が多いのです。

たとえ意見を求められたとしても、すでに出ているほかの意見に賛同しがち。なかなか自分の意見を言わず、あいまいな言葉で濁します。

2.マイナス思考になりやすく消極的

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嫌われることを極端に避ける人は比較的マイナス思考で、被害妄想に陥りやすいです。

たとえば、好きな相手になかなか告白できない人。マイナス思考だから「告白して嫌われたらどうしよう」と思ってしまうのですね。

マイナス思考の人は日常のちょっとした行動も「人から嫌われてしまうのでは」と過剰に心配します。あとから「きっと嫌われてしまったにちがいない」と被害妄想して落ち込んでしまうことも多いです。

こうした背景により、マイナス思考の人は嫌われたくないと思うあまり、積極的な行動を避けるようになります。

3.決断せず先延ばしにする

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決断を先延ばしにするパターンも多いです。

早めに決断すると、それだけ準備する時間が生まれて課題を解決できる可能性が高くなり、「失敗するわけにはいかない」というプレッシャーがのしかかってきます。

そこであえて決断を先延ばしにして準備期間をなくし「準備できなかったんだから失敗しても仕方がない」と言い訳を作るのです。

成功よりも「嫌われたくない」というプライドを重視し、決断を先延ばしにする傾向があります。

4.見栄を張る

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誰からも嫌われないようにするのはとても難しいこと。

人それぞれ個性があり相性があるので、好き嫌いはあって当然。多少は嫌われてもしょうがないのですが、誰からも嫌われたくない人は無理して自分を偽るようになります。

本当は嫌でも「大丈夫」と答えるなど、本来の自分をさらけ出さず、見栄を張って偽りの自分を演じます。自分を誇示し、完ぺきな自分であろうとするのです。

5.人からの頼みを断れない

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「NOと言えない日本人」とよくいうように、日本人には頼みを断れないお人よしタイプの人が多いです。

こうした人も誰からも嫌われたくないと思いがち。人からの頼みを断ると、それによって相手が気分を害し、自分が嫌われてしまうのではないかと恐れるのです。

自分よりも他人を優先してしまうタイプだといえるでしょう。

こうした人は同調圧力にも弱く、まわりが「YES」と答えている場で「NO」と言えません。とにかく嫌われたくないので断れず、無理してしまいます。

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