公の場における自己認識を「公的自己意識」と呼び、公的自己意識が高い人ほど判断や行動の基準を他人に委ねます。
自分の納得感よりも他人からの好感度を気にしてしまい、嫌われないように行動するくせがついているのです。
3.自尊心が低く、自信がない

自尊心が高く自信を持っている人は、無理やり他人に合わせたりしません。
反対に「嫌われたくない」と考えている人は自尊心が低く自信がない傾向があるので、他人からの評価が気になり、まわりに合わせようとします。
自分自身を認めて尊重できていれば、自分の評価を他者に委ねませんが、自分を認められない人はまわりからの評価を求めてしまうのです。
嫌われるのが怖い人が「やめるべきこと」
最後に、誰からも嫌われたくない人が生きづらさを克服して自分らしく生きるために、やめるべきこと4つをお伝えします。
1.相手の考えを変えようとすることをやめる

悩みのほとんどは人間関係によるものだといわれています。
ただ、どんな人間関係の悩みも「他人は変えられない」と考えると気が楽になります。どこかで「自分がこうすればよかったのでは」「あんなことをしたからダメだったのでは」というように、なんらかの言動によって他人を変えられると考えると、一気に苦しくなります。
他人は自分ではありませんから、基本的にコントロールできません。嫌われたとしても、それは自分の力では変えられないこと。ときにはあきらめ、成り行きに任せるのも大切です。
2.嫌われるのは自分の問題だと考えることをやめる

人から嫌われたとき「私がダメだったから」というように、自分のせいにしていませんか?
あきらかに常識はずれだったり、思いやりがなかったりした場合は確かに直したほうがいいのですが、基本的には自分の問題ではなく相手の問題だと考えましょう。
あなたを嫌う相手の考え方に原因があるのであって、あなたの行動に原因があるのではありません。そう考えるだけで楽になりますよ。