今回ご紹介するのは、牛めしチェーンでおなじみの松屋グループが展開する回転寿司店。その名も「すし松」。回転寿司ならではのリーズナブルな価格設定ながら、職人が一つ一つ握る高クオリティーなお寿司が楽しめるんです。シャリ抜きも頼めるからちょい飲みにも便利!その魅力をレポートします。
職人による握りたてのお寿司が一皿154円から!/すし松 西荻窪店
西荻窪駅北口から徒歩約1分。駅前に建つ複合ビルの2階にあるのが、2019年2月にオープンした「すし松 西荻窪店」です。
運営しているのは、松屋フーズ。牛めしチェーン「松屋」で全国的に親しまれていますが、実はとんかつやラーメンなどさまざまな業態の店舗を展開しているんです。「すし松」は現在、東京と埼玉に計9店舗あります。
2階の店舗へと続く階段には「すし松」の暖簾が。階段脇には握りの定番メニューが価格別に掲示されているので、ざっくり全体像をつかんでおくと良いですよ。
店内は和モダンな雰囲気で、明るく清潔感があります。カウンター席がたくさんあるので、一人でも入りやすいですね。実際、一人で来るお客さんも多いのだそう。
「すし松」は注文型の回転寿司店。各席にはタッチパネル式の注文用タブレットが設置されています。注文のタイミングを見計らう必要もないので快適!何より、出てくるお寿司は注文後に職人さんが都度握ってくれるもの。常に握りたてを味わえるのがうれしいところです♪
にぎりや軍艦などの寿司メニューは約80種類。サイドメニューや揚げ物なども入れると100種類以上あります。握りは一皿154円からというお手頃価格!バラエティー豊かなラインナップから、さっそく人気の寿司メニュー3品をオーダーしてみました。
ちなみに、それぞれの寿司メニューの下には「さび抜き」「一貫盛り」「つまみ(シャリ抜き)」という3つのボタンが並んでいます。
2貫の約半額で食べられる「一貫盛り」は、ちょっとずついろいろ食べたい女子にうれしいサービス。倍量・倍額になる「つまみ(シャリ抜き)」はのん兵衛さんに好評なのだそう。一人でサクッと飲みたい時にもピッタリです!
オーダーから少し経つと、お待ちかねのお寿司が上段のレールに乗って、目の前までスーッと運ばれてきてきました!
2段のレーンは幅が異なり、器の形に合わせて使い分けているのだそう。上下ともレーンに席番号が振られていて、ピンポイントでその番号に止まります。
一皿目は、一度に大トロ、中トロ、上赤身を味わえる「本鮪三貫盛り」(649円)。どれも脂がのっており、価格からは考えられない美味しさ!リピーターが多いのも納得です。
「すし松」のウリは、ネタの鮮度。衛生管理を徹底するため頭と内臓はセントラルキッチンで取っていますが、仕込みはすべて各店舗で行っていて、マグロも店内で切っています。
また、「今日は契約している産地が不漁でネタがない」なんてことが起きないよう、基本的に全国各地の食材が集まる豊洲市場から毎日仕入れています。
二皿目は、オーロラサーモン、焼きサーモン、イクラ軍艦という組み合わせの「サーモン三貫盛り」(385円)。一度も冷凍されることなく養殖場から48時間以内に空輸されるノルウェーの上質なオーロラサーモンは、サーモン好きなら外せません♡
三皿目の「日替わり五貫盛り」(649円)は、お得度が高いメニュー。日替わりの多彩なネタが一度に楽しめます♪「美味しいもので手早く小腹を満たしたい」なんていうときに重宝しそうです。
「特別入荷品」、活貝やコハダは要チェック!
「すし松」を訪れたら「特別入荷品」もぜひチェックしてみてください。
あまり手に入らないネタや、店のイチオシ品が集められたページで、先ほどの「日替わり五貫盛り」もこちらにあります。
店で殻をむいて提供する新鮮な貝「活貝(カツガイ)」や、仕込みに技術が要る「コハダ」は回転寿司店ではなかなかお目にかかれないネタ。それを提供できているのは、とことん鮮度にこだわり、技術にも自信がある証拠ですよね。美味しくないわけがありません!
また、「芽ねぎ」(319円)も回転寿司店では珍しいネタ。同店では練り梅付きで提供されます。シャキシャキした食感とさっぱりした後味がクセになる美味しさですよ♡