こんにちは、関西在住のヨムーノライター西野りこです。
関西では知らない人がいないんじゃないか?と思うほど有名な「りくろーおじさんの店」をご存じですか?いつ行っても行列で、大阪人のソウルスイーツといっても過言ではありません。
今回は、そんなりくろーおじさんの店や看板商品である焼き立てチーズケーキの魅力に迫ってみました。
りくろーおじさんとは?
創業60年を超える老舗洋菓子店
りくろーおじさんの店は、1956年に創業されたリクロー株式会社が手掛ける老舗洋菓子店です。実は、創業当時は「千鳥屋」という和菓子屋さんでした。
現在の洋菓子店になったきっかけが、1984年に発売された「焼き立てチーズケーキ」です。
爆発的にヒットして店名も「りくろーおじさんの店」に統一されました。
トレードマークである焼印が誕生したのもこの頃。
ちなみに、りくろーおじさんの“りくろー”は創業者の「西村 陸郎(にしむらりくろう)」さんの名前からきています。
作業風景がガラス越しに見えるのが楽しい!
りくろーおじさんの店は、テイクアウト専門店が多く大手百貨店や主要な駅にあります。
いつ行っても行列ができていますが、並んでいる間にチーズケーキづくりの作業工程を見るのが楽しくて行列に並ぶのが苦になりません。
私ならあれだけじーっと見られると緊張しそうなものですが、スタッフのみなさんは手際よく次々とチーズケーキを焼き上げています。
カメラを向けていると、チーズケーキをこちらに向けて揺らして見せてくれるなどサービス精神も旺盛。
ぷるぷるっと揺れる出来立てのチーズケーキは見ているだけで楽しいし、「このケーキがもうすぐ食べられる!」と期待が膨らみます。
焼き立てチーズケーキが全国区になったきっかけ
大阪でしか販売されていない「りくろーおじさんの焼き立てチーズケーキ」が全国区になったきっかけは、2017年6月に放送されたテレビ東京の人気番組「YOUは何しに日本へ?」でした。
番組では、りくろーおじさんの焼き立てチーズケーキを求めて、わざわざドバイからやってきた外国人に密着。
「わざわざドバイから食べに来るほどのおいしいの!?」
と、一躍話題のケーキとなりました。今では、外国人向けの動画でも登場することが多く、国内だけじゃなく世界中にファンが増えました。
りくろーおじさんの店は大阪に10店舗
りくろーおじさんの店は、2019年11月現在で大阪に10店舗。これだけ有名なわりには意外と少ないですよね。それぞれのお店の特徴をまとめてみました。
1.住之江公園店
2019年7月18日にリニューアルオープンしたばかりの住之江公園店。
りくろーおじさんの店のなかでは数少ないイートインやテラス席がある大型店です。
焼き立てチーズケーキ以外にもお菓子やパンが揃っていて、店舗限定メニューも人気です。
住之江公園店限定の厚焼き玉子サンドにハマっているという@kuroyuri5296さん。なんと、翌週にも足を運んでいます!
チーズケーキに負けないぐらい、ふわふわの厚焼き玉子がおいしそうですよね!卵料理好きの私は羨ましい限りです。