(2)ストレスで体調を崩す
本当はやりたくないことでも、「嫌だと言うのは私のワガママかもしれない」と判断ができなくなり、我慢しなくてもいいところまでも我慢してしまうケースがあります。そして限界までがんばって体調を崩してしまうこともあるようです。
(3)損な役回りを引き受けやすい
頼まれたら断らないことが多いため、たくさん頼み事をされて、多くの仕事を抱えることになります。もっと手の空いている人がいるのに、なぜ自分だけがこんなにがんばらないといけないのかと、損したような複雑な気持ちになることもあるようです。
(4)まわりの人に理解してもらいにくい
不満があっても言わないので、大変な思いをしていることがまわりに伝わりません。実際は冷や汗を垂らしながら仕事をこなしていても、まわりからは、涼しげにさらりとやっているように見えてしまうことが多いです。
「我慢強い人」になる方法
我慢強い人がいる一方で、「我慢が足りない」と言われる人もいます。そんな人が我慢強い人になるにはどうしたらいいのでしょうか。
(1)人のせいにするのをやめる
忍耐力のある人になるには、精神的に自立していくことが必要です。うまくいかないと逃げてしまうタイプの人は、環境のせいにしたり、逃げる自分を正当化したりしがち。
人のせいにしそうになったら、「いやいや、そういうことじゃないよね」と気づいて立ち止まりましょう。
(2)自分を客観的に見る癖をつける
我慢強い人は、感情的にも冷静でいられます。もしもイライラして感情的になりそうなときがあれば、「この言葉を口にしたら相手はどう思うかな?」と、自分を客観的に見る癖をつけましょう。
(3)自分がどうすべきかを大局的な視点から考える
自分が取り組むべき課題があっても、面倒に思えば逃げたくなるものです。
そんなときは、逃げた場合自分はどうなるのか、また逃げずに取り組んだ場合はどうなるのかを、シミュレーションしてみましょう。一時の感情に流されないようにするのが大事です。
(4)取り組む期間を決める
難しい問題に向き合わないといけないことがあれば、まず取り組む期間を決めましょう。たとえば「最低3カ月はがんばってみよう」と決めることで、継続しやすくなります。
また、自分なりの取り組む意味を見出せるとより続けやすくなります。