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「頑張りたいけど、頑張れない」自分を救ってあげる方法

ライフスタイル

頑張りたいけど、頑張れない。そう思うことってありますよね。自分に対する甘えなのでしょうか? 仕事をしたくないだけ? そんな状態を打開する方法をライターの仁科友里に教えてもらいます。

社会人のみなさんは「もう少し、仕事ができるようになりたい」といった具合に、「頑張りたい」気持ちを持つことがあるかもしれません。

しかし、なんだか力が出ないなど「頑張れない」状態になることもあるでしょう。

そういうときはどうしたらいいのか、今日は考えてみましょう。

頑張れない理由とは

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自分のために頑張りたい。そう思うのに頑張れない。そんなとき、落ち込んでしまったり、自分を責めてしまったりするかもしれませんね。

なぜ頑張れないかというと、「もう十分頑張っているから」です。

会社員の場合、身支度をしたうえで通勤電車に揺られて会社に行き、そこで仕事をして帰る。人間関係にも気を使うでしょうし、定時で帰れればいいですが、残業しなくてはいけないときもあると思います。

つまり、物理的に相当疲れていて、頑張る余力は残っていなくて当たり前なのです。

にもかかわらず、「頑張ろう」と睡眠を削ったりすると、体力が低下するだけでなく、精神的な疲労を加速させます。翌日、仕事に集中できずミスをしてしまうかもしれません。

しかし、そうはいっても「頑張る」ことに挑戦しなければ、何も変わらないですよね。ですから、社会人になったら「頑張り方」を変えてみてはどうでしょうか。

頑張れない自分は「ダメな自分」なのか

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みなさんのこれまでの人生で頑張ったことのひとつに、受験や就活があるのではないでしょうか。受験も就活も塾など専門の業者がいて、彼らが作った参考書をひたすらマスターすることが求められたと思います。

とくに受験は高い点数を取った人が勝ちの競技です。100点を取った人と60点の人では、誰が見ても100点の勝ちです。

しかし、仕事の業績というのは、点数化できないものではないでしょうか? もちろん、きちんとした基準はあると思いますが、それでは同じくらいの業績を誇る2人の人がいて、昇進させるためにどちらかひとりを選ぶとなった場合どうなるでしょう。「好きなほう」を優遇してしまいがちなのが人情だと思うのです。

ですから、社会人になったら、受験勉強のように「コツコツ、ひたすらやる」ことを努力だと思うのはやめましょう。

受験勉強の場合、誰が採点しても正答は同じです。しかし、仕事の場合、「誰が見るか」で評価は若干変わってくるわけです。となると、時間をかけてひたすら暗記するというように「頑張る」よりも、

① 誰が評価するのか
② その人が評価しているのは、どんな人か
③ 高く評価されている人は、どんなふうに仕事に取り組んでいるのか

というふうに、きちんと「目標設定」できるかがポイントになります。

ここを無視して、受験のように「ひたすら頑張る」方法を続けると、物理的に無理をしているうえに「やる気はあるけど、空回りしている」状態に陥ったり、「どうして私はできないんだ」と自分を卑下したりすることにつながってしまいます。

それでは、「目標設定」をするために、すべきことは何でしょうか。

頑張る目標設定をするための3step

目標設定をするためには、次の3つのStepを踏んでみてください。

【Step1】相手を観察する

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まずは、相手を観察することです。仕事を評価するのは上司ですから、上司はどういう人なのか。

どういう人が好きで、反対にどういう人や事柄が嫌いなのか。たとえば仕事さえやってくれればなんでもいいという人もいれば、仕事は平均的でいいけれど、礼儀正しい人を評価したいという人もいるでしょう。

こういうときは、男女それぞれの先輩に上司のことを聞いてみましょう。男女では見ているところが違うと思いますから、参考になると思います。

そのとき、ネガティブな情報を聞いても、すぐに信じないで、ちゃんと自分で判断することを忘れないでくださいね。

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