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にんにくが持つ効能はなにがある?栄養をもっと効率よく取り入れるコツ

グルメ

にんにくというと滋養強壮のイメージが強いかもしれませんが、実はさまざまな効能が噂されているんです!今話題になっているにんにくの効能についてお伝えいたします。さらににんにくの栄養は調理方法によっても変わるため、効率よく栄養を取り入れるコツもぜひ参考にしてみてください♪

にんにくの効能は?

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血圧を低下させる

にんにくに含まれるスコルヂニンという成分が、若干ではありますが血圧を下げる可能性があるのではないかと言われています。(※1,2)

しかし、現在はまだ研究が進められている段階のため、必ず作用が期待できるものとは言い難いようです。

喘息を予防する

喘息や気管支炎になった時は、痰がからんだ咳が出ることがありますが、にんにくには痰を取り除く作用があり、辛い症状を抑えることができると言われています。(※3)

その仕組みは明らかになっていませんが、にんにくには体質を改善することで気管支炎の予防にも効果があるのではとされていますよ。(※3)

肝臓を強化

にんにくに含まれる成分には肝臓を助けるはたらきもあると言われています。(※1)

有害物質とくっついて排出を促すことで肝臓の解毒作用をサポートしたり、肝臓を保護し機能を高め、肝臓を強くする作用が期待されています。そのため二日酔いにも効果が期待できるのではとされていますよ。(※1)

調理によって変わる?にんにくの栄養を効率よくとるコツ

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生の場合

にんにくの香り成分、アリシンはにんにくに含まれる栄養成分のひとつ。ビタミンB1の吸収を高めると言われています。(※4)

アリシンは刻む、すりおろす、つぶすなど、生のにんにくの細胞を壊すことにより発生します。たとえばビタミンB1が多い豚肉に、すりおろしたにんにくを使ったタレをかけて焼いたりすると、アリシンのはたらきを活用でき、ビタミンB1を効率よく吸収できますよ。(※4)

加熱する場合

にんにくの香りのもとであるアリシンを加熱することでスコルヂニンが発生します。(※5)肝臓の機能に対するスコルヂニンの働きを期待するなら、炒める、焼くなどの加熱料理に使うのがおすすめ。

特に油を使う加熱料理なら、香りが油の中に閉じ込められるため、香りを飛ばさずに楽しめます。

にんにくは食べすぎても大丈夫?

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健康にいいにんにくですが、とても刺激の強い食材のため、食べ過ぎには注意が必要です。一度に食べ過ぎると胃腸の粘膜を刺激して胃が痛くなったり、便秘や下痢の原因になる可能性もあります。(※1)

特に生のニンニクは刺激が強いため、多くても1日1片までとしましょう。加熱したものでも1日に3〜4片ほどにするのがおすすめです。(※1)

食卓ににんにくの健康効果を取り入れよう!

健康にいい栄養成分を豊富に含むにんにく。まだ明らかになってはいませんが、血圧の改善、喘息の予防、肝臓への効果なども期待されていますよ。

生のものと加熱したもので、栄養成分が変わってくることも特徴のひとつ。しかしにんにくは刺激が強い食材のため、食べ過ぎには注意してくださいね。

【参考文献】

1 ニンニク - 日本薬局協励会
2 ニンニク | 海外の情報 | 医療関係者の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業
3 ニンニクの薬効
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