1.話を適度に聞き流す
話を鵜呑みにすることのないように気をつけましょう。
虚言癖のある人は自分を否定されることを極端に嫌います。嘘をついたことを責めたり、「今の嘘ですよね?」とツッコミを入れたりするのには慎重になったほうがいいでしょう。
「今のは嘘かもしれないな」と心に留めながら適度に聞き流すくらいがちょうどいいですね。
2.良いところを褒める
虚言癖のある人は、自己肯定感が低く基本的には自分に自信がありません。ありのままの自分は良いものではないと思っているので嘘をつきます。
責めても頑なになるだけで逆効果なので、良いところを見つけて、できれば具体的に「こういうところ、いいと思うよ」と伝えましょう。
たくさん承認してあげることで、本人が「自分にも良いところがあるのかもしれない」と思うことができれば、だんだん自己肯定感が上がっていき嘘をつく必要がなくなります。
3.悪口には同調しない
虚言癖のある人は、自分の立場が有利に働くように、人を陥れるような嘘をつく場合もあるので、拡散されないように注意が必要です。
その場にいない人の悪口を言い始めたときに、軽い気持ちで「そうだよね」と同調してしまったら、別の場所で「〇〇さんが、△△さんの悪口を言っていた」とニュアンスが変わってしまうこともありえます。
噂話や悪口などには一定の距離を置き、安易に乗らないことが大切です。
適度な距離でお付き合いを
頻繁に嘘をつく人と付き合うと、振り回されて精神的に消耗してしまいます。強烈なコンプレックスや孤独感などから嘘をつくので、ただ注意しただけでは直らないことが多いです。
相手を変えようとするよりも、嘘をついてしまうことにも理由があることを理解した上で、「この人は嘘をつくことがある」と受け入れてしまったほうが気持ちも楽になります。
良い部分を見つけてあげながら、適度に聞き流せる程度の距離感でお付き合いをしていきましょう。
(高見綾)
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