お誕生日会やクリスマスなどイベント時にかかせない海老フライ、時間が経つとしんなりしちゃった……なんて失敗談ありませんか? ここでは冷めても衣がサクッ、身はプリップリに仕上がる海老フライの作り方をご紹介します。アノ食材を使った意外なアレンジも要チェックですよ♪
サクッ!プリッ♪ お店みたいな海老フライ
調理時間:30分
洋食屋さんでいただくような、サクッ、プリッ!な、海老フライにするには衣が決め手。また、できるだけまっすぐになるように隠し包丁を入れるとくるんと巻きすぎないきれいな見栄えになりますよ。
コツをおさえて、冷めてもおいしい海老フライを作ってみましょう。
材料(2〜3人分)
コツ・ポイント
海老はしっかりとした下ごしらえをすることで水っぽくなく、揚げてもおいしい仕上がりになります。衣に少量の油を混ぜることでカリッとした食感にすることができますよ。
作り方
1. 海老の下ごしらえをする
頭から尾にかけて殻をむき、海老の背中につまようじや竹串を入れて背ワタを取り出します。やさしく引っ張り出すと、すっと取れます。
海老はしっぽの部分に水や汚れがたまり、油で揚げた際に油はねしたり、臭みの原因となったりします。尾の部分を斜めにカットし、包丁で中にたまった水をしごきだします。
海老は加熱すると丸まってしまいます。腹部分に数か所包丁で切り込みを入れて、海老がまっすぐになるようにしましょう。
背ワタなどを取って殻をむいた海老は塩水で洗って汚れや臭みを取り、キッチンペーパーなどで水気をきっておきます。塩を少量加えることでプリプリ食感に仕上がりますよ。
腹に少しずつ切り込みを入れたのでまっすぐになっています。
水気をとった海老に小麦粉をまぶします。余分な粉ははたいて、全体にまんべんなくつくようにしましょう。小麦粉が衣も接着剤のような役割を果たします。
小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。このとき、溶き卵にごく少量の油を混ぜておくと揚げた際に衣がよりカリッとします。
しっかりと食べごたえのある衣が好みの場合は、小麦粉、溶き卵の工程を2回行ってからパン粉をつけてください。冷めてもサックサクの衣に仕上がりますよ。
3. 海老を揚げる
180度の油で表面がきつね色になるまで揚げます。一度にたくさんの海老フライを入れると揚げ油の温度が下がってしまうので、3~4本を目安に、温度が下がらないよう注意してカリッと素早く揚げましょう。
揚げたら、網の上で余分な油を落としてからお皿に盛り付けましょう。お好みでマヨネーズやタルタルソース、レモンなどをふりかけるとより一層おいしく召し上がれますよ。