A 糖分も水分をため込みます
「糖分はそれ自体が水分をため込みやすく、体内でエネルギーとして使われなかった糖分は、水分とともに体内に蓄積されるのでむくみの原因に」(福辻先生)
A 水分はとりすぎてもとらなくても
むくみの原因に
「むくみ対策に水分を控える人がいますが、これは間違い。体内の水分量が減ると体は逆に水分をため込もうとするので、これもむくみの原因に」(福辻先生)
A 気圧の影響と座りっぱなしで
動かないからです
「気圧の変化のほか、長時間同じ姿勢で座り続けていることも血行不良の原因に。血行不良はむくみの原因になるので、足首を回すなどして対策を」(根来先生)
A シベリア人参やマツエキスです
「リンパ管や血管の強化には、シベリア人参が効果的という研究結果が。最近では、マツエキスにも同様の効果があることを発見しました」(加治屋さん)
右:Wショウガやシベリア人参、ケイヒエキス配合。ベネフィーク ビューティーブースター 60粒¥4000(編集部調べ)/資生堂 左:マツエキス配合。引き締まった肌印象へ導く。ターゲット エフェクト アドバンスト S[医薬部外品]30g ¥13000/イプサ
A 黄体ホルモンの影響で水分をため込みやすくなるからです
「月経前になると黄体ホルモンの分泌量が増えるからです。黄体ホルモンには体に栄養分や水分をため込もうとする性質があるので、むくみやすく」(福辻先生)
A 腎臓や心臓機能の低下が疑われます
「むくみは血圧上昇や腎機能、心機能の低下を引き起こす可能性が。また、むくみは腎炎やネフローゼといった病気のサインとして現れることも」(根来先生)
A 尿検査のタンパク値で判明
「一時的なむくみは心配いりませんが、長期間むくみが続くようなら病院で尿検査を。尿タンパク値が高いと、病気が潜んでいる可能性があります」(根来先生)
A 腕の伸筋を伸ばすストレッチが◯
「手指のむくみは、腕のリンパの流れをよくして解消を。リンパ管は腕の内側を流れているので、ストレッチなどで伸筋を伸ばして滞りを改善しましょう」(福辻先生)
<やり方>指先を上にして左腕を前に出す。右手で指先をつかんで自分の方へ曲げ、腕を伸ばす。反対側も同様に。
A 手足ブルブル体操
「仰向けに寝て手足を上げるだけでも、リンパの流れや血流を促す効果があります。力を抜いて軽い振動を加えると、さらにリラックス効果も」(福辻先生)
床に仰向けに寝転がって手足をできるだけ垂直に上げ、力を抜いてブルブルと振動させる。
A 毒出しリンパシャワーですっきり
「体を洗うときは手のひらを使い、心地よい圧で頭→胸→肩→ひじ→手→背中→腰→お尻→太もも→ひざ→足と上から下に。洗い流すときはこの反対にシャワーを浴びると○。ちなみに全身にある主なリンパ節は写真の丸の位置にあります」(根来先生)
A カリウムの多いものや水分代謝をよくするもの
「余分な塩分を排出するカリウムを含む食品が効果的。枝豆やパセリ、アボカド、じゃがいも、トマト、バナナなどに豊富です。また、漢方で水分代謝をよくするとされる大豆や小豆、しょうがなども◎」(Atsushiさん)
A 枝豆とじゃがいものトマトスープ(Atsushiさん)