仕事をバリバリこなしながら、自分の魅力もしっかり磨いている……そんな女性が「モテない」のはどうしてでしょう?
仕事をバリバリこなしながら、自分の魅力もしっかり磨いている……そんな女性が「モテない」のはどうしてでしょう?
今回は「適度にダメなほうがモテる理由」についてお話ししたいと思います。
男性側もダメな部分を出しやすくなる
わたしたちは人間ですから、いつも気を張っていると疲れてしまいます。
彼がファーストフードなどジャンクなものをガッツリ食べたいと思っていても、彼女が目の前でしっかり摂生していると、摂生できない自分が「ダメ」だと感じて、自分だけ悪いことをしているような気持ちになりますよね。
人間関係は相互関係なので、完璧な人といっしょにいると、自分も合わせて「完璧にしないと」と頑張りすぎて疲れてしまうことがあるのです。
少しくらい「ダメ」なところを見せてくれるほうがリラックスした関係になれるので、彼も「ダメ」なところを出しやすくなります。
結果として、お互いに良い意味で「ゆるく」お付き合いできる、たがいに必要以上に気を張らずに済む関係を築いていけるのです。
他人行儀な感じがするのを防げる
「完璧」な人間になればなるほど、人間くささのようなものを感じにくくなります。
決して不満や愚痴は言わず、いつも「キレイ」に生きている……そんな姿は尊くはあるものの、あまりにもキレイすぎて、あなたの「本音」が見えにくくなり、いつまでも「他人行儀」な関係になってしまいます。
だれでも間違うことはある、失敗することもある、ニコニコしていられないこともある……。
甘えたり泣いたり、ときには他人に思いっきり嫉妬することもあるでしょう。そんなあなたの「本当の姿」こそ、人間らしく魅力的です。
「腹を割って話す」という言葉があるように、弱いところや恥ずかしいところを知ることで、心的距離が縮まるもの。
あなたも思い切って、もう一歩、彼との心の距離を縮めてみては。
「俺でも行けそう」感が自尊心をくすぐる
完璧な女性といえば「高嶺の花」。
完璧で隙が無い女性を前にすると、男性は自分の欠点やダメさが見えてしまい、「俺なんかじゃダメだよな」と戦意喪失してしまいます。
でもたとえば、普段完璧なあなたが「SNS音痴」だったり、ウルトラ方向音痴だったり……そんな意外な一面を見ると「もしかしたら俺でも大丈夫なのか?」「俺が助けられることがあるかも!」と思うもの。
あなたのちょっとした「ダメなところ」で男性の自尊心をくすぐってみてもいいかも?
おわりに
もしあなたが「完璧じゃないと人から好かれない」と考えているなら、その考えにストップをかけてみて。
普段から「完璧」を意識しているあなただからこそ、「少しダメな部分」を武器に変えられます。
人は、「欠けているもの」にこそ魅力を感じます。少し肩の力を抜いて大丈夫!
自分の欠点を笑えるくらいになれば、結果としてあなたが目指す「完璧な人」に近づけるはずです。
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)