朝食やおやつにちょっと特別な気分に浸れるフレンチトースト。カルディの「フレンチトーストミックス」は、パンと牛乳さえあればバニラビーンズ入りのリッチなフレンチトーストが作れるのだとか。「カフェの味とはいえ、そこまで変わらないのでは?」と思いましたが……。
便利なミックス粉に新顔!
みなさん、フレンチトーストってどうやって作りますか? 卵と牛乳を混ぜたところにパンを浸して焼く、これは大体共通だと思います。あとは牛乳を豆乳に変えたり、好みのパンを使ったり……。
今回ご紹介するカルディの「フレンチトーストミックス」は、牛乳とパンさえあればフレンチトーストが作れるというアイテム。実際に作って、その味わいをチェックしてみました♪
卵なしでお店の味。「フレンチトーストミックス」
「カフェ飯の素 フレンチトーストミックス」313円(税込)
フレンチトーストは、卵と牛乳、パンさえあればだれでも簡単にできるので、初めにこのアイテムを発見したときは正直「わざわざミックスを使わなくても……」と思いました。とはいえ、商品化されているんだからよほどおいしいに違いない、という好奇心から購入し、試してみることに。
まず特筆すべきは、卵なしで作れるという点。たしかに、どこのご家庭にも卵くらいありそうなものですが、たまたま在庫が切れていたとか、あとはアウトドアに持っていけば、牛乳だけでフレンチトーストが楽しめるなど、いくつかメリットはありそうです。
ちなみに、なかには50g入りのフレンチトーストミックスが2つ小分けされていて、使い切りにとても便利。袋から出してみると、粉チーズのようなスキムミルクのような乳白色のパウダーが登場しました。
「バニラビーンズ入り」とのことでしたが、そこまで強く香りを感じることはなく、ほんのり甘い香りがする程度。原材料表示を見ると「卵粉末」とあり、生の卵の代わりにすでにこのなかに卵が配合されているようでした。
さっそく、フレンチトーストを作ってみましょう!
フレンチトーストミックスを使ってみた!
材料
・バゲット……1/2本
・フレンチトーストミックス……1袋
・牛乳……100cc
作り方
まずは牛乳とフレンチトーストミックスを混ぜていきます。
洗い物の手間を省くために、パンをそのまま浸せるような浅めの容器で混ぜました。
牛乳と合わさることで、先ほどまで目立たなかったバニラビーンズの粒が確認できるようになってきました。
しかも、水分を含んだフレンチトーストミックスは、バニラの香りが急に強く感じられます。これはいい香り……。お菓子を作っているときのような甘い香りです!
混ぜるうちに全体的にとろみが出てきて、卵を使ったときのようなとろとろの状態になってきました。
全体がよく混ざったら、スライスしたバゲットを浸します。パッケージの作り方には5mmの厚さと書いてありましたが、お好みの厚さでいいと思います。今回は1.5cmほどにスライス。もちろん、バゲットの代わりに食パンでもおいしくできますよ。
このまま、ひと晩(8時間以上)冷蔵庫で漬け込みます。
焼き方にもコツがあり、バターを溶かしたフライパンで両面色が付くまで焼き、その後180度に予熱したオーブンで10~15分。こうすることで表面をかりっとさせる効果があるようです。
焼きあがったフレンチトーストは、外カリッカリなかふわっふわ。じっくりと卵液に浸したので、盛り付けるときにフライ返しを使ってやっとキープできるほどのやわらかさです。しかも、バニラの甘い香りと砂糖の焦げた香りがもう、食べるのを我慢できないほどいい香り……♪
焼いている途中で味見してみたんですが、そのままでも充分甘く、あえてシロップなしでパンをじっくりと味わいたくなるほど。甘すぎることはなく、バニラビーンズの上質な甘い香りが鼻から抜けて、とてもリッチな気分に浸れます。
オーブンで焼いたおかげで表面がサックサク! 筆者はこれまでフライパンしか使わなかったので、オーブンで焼くとこんなに香ばしくなるんだな、と感心してしまいました。
フレンチトーストミックスに砂糖が入っているせいか焦げやすいので、フライパンで焼くときは火加減に注意してくださいね。裏返すときに一度フライパンをきれいに拭いて再度バターを溶かせば、両面ともきれいな焼き色を付けることができますよ。