切った豚バラ肉の表面を焼き付け、調味料やほかの材料とともに大同電鍋に入れていきます。あとは、外釜に水をいれてスイッチオン! 今回はまず付属のカップのメモリ6での水を入れて加熱してみました。
加熱し始めて3分ほどすると、水が沸騰し、蒸気が上がり始めました。蓋がカタカタ音を立て始めると、いい香りが部屋中に立ち込めます。蓋に重さがあるわけではないので、調理中は棚の隙間など水蒸気がこもりそうな場所に置くのは避けたほうがよさそうですね。
約20分煮込んだ様子
メモリ6の水を入れると、ちょうど20分で炊飯スイッチがオフになりました。ふたを開けてみると、全体的に煮えていますが、濃い味が好きな筆者はもう少し味を染みさせたいところ。
ここで、さらにメモリ6の水を注ぎ、20分追加で加熱をしました。こうして水を加えることで好きな時間追加熱できるのも大同電鍋のいいところ。
最初は “どのくらい水を入れると何分加熱されるんだろう?” と不安になるかもしれませんが、付属の説明書に目安が書いてあるのでご安心を。水がなくなると自動でスイッチがオフになるので、火の消し忘れで焦がしてしまう、なんてこともありません。
追加で20分(計40分)煮込んだものがこちら。脂が溶けて煮汁にとろみがつき、肉にもいい感じに味が染みています。
私がしたことといえば、肉を焼きつけて鍋に入れ、スイッチを押しただけ。あとは洗い物をしたり、ぼんやりとしているうちにおいしいルーローファンができてしまいました。
とにかく「スイッチを押すだけで料理ができる」というところが大同電鍋の素晴らしいところです。
お肉とろっとろ……!
できあがったルーローファンは、お肉がしっかりとやわらかくなっていて、味もちゃんと染みています。ガスを使わずにスイッチを押しただけで料理ができるって、やっぱり手軽だな、と実感。
今回は煮込み料理を作りましたが、もちろんご飯も炊けますし、とにかく万能。中華まん・蒸しパン・茶碗蒸しなどもできるので、蒸し器をわざわざ出す手間を考えると、1台キッチンにあるとすごく便利なのでは?!と思った筆者でした。
特に寒い冬は野菜を丸ごと蒸したり、食べる直前まで温かく保ってくれる保温機能もいい仕事をしてくれそうな予感です。
使い勝手を考えると、ものすごくコスパがいいかも…
もともと大同電鍋が気になっていた筆者。ほかの電気圧力鍋と迷っていたのですが、なんといっても使い方のシンプルさが魅力的で、見た目もかわいいのでキッチンに置いておき、いろいろな料理で活躍してくれそうです。
便利なキッチン家電が増えているなかでも長年愛されている理由は、とにかくシンプルで、必要最低限のことを忠実にこなし、しかもお手頃価格、ということにあるような気がしました。
日本でもこれから、ますますヒットの予感がします……!