糖の吸収を抑える
水溶性食物繊維は糖の吸収を穏やかにするとも言われ、糖質が気になるかたにも役立ちます。(※3)
このように水溶性食物繊維はダイエット中のかたにとってメリットの多い栄養素なので、積極的に取り入れていただきたい栄養素です。
中性脂肪を減らす
きのこには、きのこ由来の植物性繊維であるキノコキトサンが含まれています。(※4)
キノコキトサンには脂質の吸収をコントロールする働きがあるとされ話題の栄養素です。中性脂肪や血糖値の上昇をおさえる働きや、内臓脂肪を減らす働きが確認されていますよ。(※4)
気になるきのこのカロリーや糖質量は?
カロリー
えのき……22kcal
しめじ……18kcal
まいたけ……15kcal
えりんぎ……19kcal
しいたけ……19kcal
なめこ……15kcal
マッシュルーム……11kcal
きのこのカロリーはその種類によりますがどれも大きな差はなく、100gあたり20kcal前後とどれも低いです。(※5)
ダイエット中に使うときは、カロリーの違いをあまり気にせず、料理に合わせてお好みのきのこを選んでみましょう。
糖質量
えのき……3.7g
しめじ……1.3g
まいたけ……0.9g
えりんぎ……2.6g
しいたけ……1.5g
なめこ……1.9g
マッシュルーム……0.1g
もっとも糖質の多いえのきでも100gあたり3.7gです。糖質の多い食品であるご飯には100gあたり36.8gの糖質が含まれているので、比較するときのこは低糖質な食品であることがわかります。糖質の多い食品のかさ増しにも役立ちます。(※5,6)
ダイエット中も!きのこを使ったヘルシーレシピ5選
1. レンジで簡単ヘルシー!しめじとささみの梅肉和え なすボート乗せ
低カロリーなしめじだけでなく、脂質と糖質が低いささみを使ったメニューです。
レンジ加熱で簡単ジューシーに仕上げたなすの食感がヘルシーなのに満足感抜群。カロリーや糖質をおさえたいかたにおすすめです。
2. おうちで簡単キノコストロガノフ!
たっぷり3種類のきのこを使った、ビーフストロガノフならぬキノコストロガノフ!
きのこがかさ増しになり、満腹感が上がります。牛肉の代わりに手に入りやすい豚こま肉を使っていますが、鶏むね肉やささみを使うとさらに脂質をおさえることができます。(※7)
3. トロッと辛うま!たっぷりきのこの酸辣湯スープ春雨
しめじとえのきを使った具沢山の酸辣湯。
酸味や生姜の成分、つるつるとした春雨は、食欲がないときにおすすめです。たんぱく質の多い卵も入ってさまざまな栄養が補給できます。(※8)