お財布にやさしくさまざまな料理に登場するきのこ。ヘルシーなイメージからダイエット中も食べる方が多いのではないでしょうか?この記事ではきのこに含まれるダイエットにお役立ちの栄養素や、気になるカロリー、糖質を解説。おすすめの食べ方をレシピとともにお伝えします。
きのこダイエットは痩せる?痩せない?
ヘルシーなイメージのあるきのこですが、だからと言ってきのこだけを食べればせやるというわけではありません。偏った食事をしているとエネルギーを消費するために必要な栄養素が不足してしまい、やせにくくなってしまう可能性も考えられます。
普段の食事にきのこをプラスしてかさ増ししたり、高カロリーな食材と置き換えたりするのがおすすめ。カロリーカットが期待できます。
きのこダイエットのやり方
一般的なやり方
みそ汁の具材にたっぷり使ったり、炒め物に混ぜたりと、いつもの食事にきのこをプラスすると、カロリーをあまり上げずに食べ応えやボリューム感を出すことができます。
また、空腹のあまり食べ過ぎてしまうことのないよう、高カロリーなメニューを食べる前にきのこ料理を食べておくというやり方もあります。
おすすめのやり方
低カロリーな上に歯ごたえがあるきのこはかさ増しにぴったりの食材です。
たとえばダイエット中に食べすぎ注意な白いご飯。きのこをたっぷり入れた炊き込みご飯にすれば、同じ茶碗一杯でもご飯のカロリーや糖質をカットできます。
カロリーの高い食材の代わりにきのこを使う例のもおすすめ。
たとえばパスタの代わりに一部えのきを使えば、低カロリーな麺料理ができあがります。細かく刻んだきのこをハンバーグのタネにしたりと、いろいろな活用方法があります。
きのこダイエットの注意点
調理方法
きのこをダイエットで活用したいときに注意したいのは調味料や油の量。
味付けをするときに塩や醤油をたくさん使ってしまったり、炒め油を入れすぎてしまうと、ヘルシーなきのこを使っていても塩分やカロリーが上がってしまいます。
極端に制限しすぎない
厳しい食事制限でカロリーを減らしすぎるとリバウンドしやすくなると言われています。
急に体重を落とすことで筋肉量が減ってしまうため、基礎代謝が少なくなり、太りやすい体になってしまいます。バランスのよい食事を一日三食しっかりと食べて、ゆっくりと痩せていくのがリバウンドしないコツですよ。(※1)
きのこダイエットの効果
腸内環境を整える
きのこには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維には腸の動きを活発にしてくる不溶性食物繊維と、腸内で発酵し腸内細菌のバランスを整える水溶性食物繊維があり、どちらも腸内環境をととのえる働きがある栄養素です。(※2)
腹持ちがいい
粘り気のある水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくりと移動するのが特徴(※3)
そのため腸内環境をととのえるだけでなく腹持ちがいいというメリットもあります。お腹がすきにくくなるためおやつが我慢できないかたに役立ちます。(※3)