「理解力がない」「物覚えが悪い」と思われた時の対処法
では、もしも「理解力がない」という烙印を押されてしまったら、どう対処・挽回していけばいいのでしょうか?
1.メモを取り、見返す習慣をつける
理解力と記憶力が高い人でも忘れるのに、「理解力がない」と言われる人ほどメモを取らない傾向にあります。
なので、きちんと記録しましょう。理解力が低いとメモの精度自体が悪い可能性もあるため、録音しておくのも手です。
2.写経する
そもそも理解力がない人や要約が悪い人は、写経をオススメします。本当にお経を書き写すのではなく、天声人語などの300字前後の「起承転結」がまとまっている文章を書写しましょう。
文章の構造と、何を伝えるべきなのかの理解が深まります。
3.論理的・構造的に理解、整理する訓練をする
理解力が低い人は、点と点をつなげて面とすることが苦手な傾向にあります。
業務周辺の知識量を増やすことはもちろんですが、論理的・構造的に理解、整理する能力を高めることも必要です。ロジカルシンキングについての本は大量に出ているので、それらを読んでみることから始めてみましょう。
「理解力がない」と思われないためにできること
理解力がないと判断されないためには、振る舞いも大切。「理解力がある」ように見せる方法も紹介します。
1.要所要所で確認すること
わからないことをわからないままにせず、詰まったら確認するなどこまめに意思確認をしましょう。
「聞きにくい」という心理的ハードルで自分の手元に仕事をためてしまう人は、最初に「わからない場合は相談させてください」と依頼をしてしまうことをオススメします。
2.期限を確認し、スケジュールを握る
いつまでに実施すべきなのかも重要な観点です。頼まれたタスクの期限を守らないと、事のボリュームと優先度を正しく理解できないと判断され、重要タスクを依頼されないなんてことも。
いつまでにどの程度を実施するのか、レビューポイントは何度置くかなど作業前に確認しておきましょう。