6. 【山形県】暑さをしのぐ簡単常備菜「だし」
きゅうり・なす・オクラ・大葉・みょうが……と、サッパリ爽やかな夏野菜をたっぷり使うひと品です。ツルネバでスルスルと食べやすく、厳しい暑さのなかでもしっかり栄養を摂るための知恵と愛情が込められています。ごはん・麺類・お豆腐・ゆでたお肉にかけたり、幅広い食べ方が楽しめますよ。
7. 【福島県】シャキシャキ感が◎「いかにんじん」
パッと見は北海道の松前漬けに似ていますが、もともとは昆布を入れずに作る粘りの少ないお料理でした。最近はこちらのレシピのように昆布を入れたり、数の子を入れて豪華にしている場合も多くなっているようです。スルメや昆布の旨みと甘辛い味付けで、ごはんもお酒もどんどん進みますよ。
正統~超個性派まで。関東エリアの人気郷土料理7選
8. 【茨城県】意外性バツグン「そぼろ納豆」
水戸納豆が有名な茨城県からは、ほかの県民にはなかなか思いつかなかったような納豆料理をご紹介いたします。名前には「そぼろ」と付いていますが、混ぜられているのは切り干し大根。ほんのり酸味のある甘辛い味付けは、ごはんに合うこと間違いありません。お茶漬けにしてもおいしく食べられます。
9. 【栃木県】ご近所と交換する文化も「しもつかれ」
鮭の頭で作る、通好みのひと品です。にんじんや鬼おろしもたっぷり使っていて、栄養満点。半分つぶした大豆や酒粕も合わせていることから、かなり独特の香りと食感があります。頭を食べることや臭みに抵抗がある方は、身を使ってみてくださいね。作ってしばらく経ってからのほうが、味がなじんでおいしくなりますよ。
10. 【群馬県】屋台でも人気の味「みそでんがく」
群馬県といえば、こんにゃくが名産品として有名。なかでも片手で気軽に食べられる串付きの「みそでんがく」は、おかずとしてもおやつとしても食べられる便利なお料理ですよね。レンジでサッとみそダレを作ったら、ゆでたてのアツアツこんにゃくにたっぷりかけていただいちゃいましょう!
11. 【埼玉県】アレンジもお楽しみ「おっきりこみ」
埼玉県以外の周辺エリアでも食べられている、人気&定番の郷土料理です。ほうとうにソックリですが、麺を作るときのお水の割合を少なめにするため、小麦の味がより濃く感じられるようになっています。こちらのレシピではオイスターソースとキムチを加えることで、パンチのあるアレンジに。
12. 【千葉県】新鮮なお魚でぜひ「なめろう」
千葉のお魚どころ、南房総で生まれた郷土料理です。とにかく包丁で食材を叩くだけのシンプルな作り方なのに、お皿をなめたくなるほどのおいしさが名前の由来だとか。ひとくち口に入れると、お魚の脂やおみそのコクと薬味の爽やかさが、持ちつ持たれつのバランスで押し寄せてきます。
みょうがや大葉を加えるアレンジもオススメなので、ぜひ試してみてくださいね!