13. 【東京都】白だしでお手軽「深川めし」
貝の旨みと薬味の香りでごはんを味わう「深川めし」。人気駅弁にあるような炊き込みご飯タイプが有名ですが、じつは今回ご紹介する汁かけタイプが元祖だったと言われています。炊くよりも手早く食べられるのが、より江戸っ子らしいですよね。当時はお味噌仕立てでしたが、こちらは白だしで風味をより豊かにしたアレンジです。
14. 【神奈川県】食べごたえ満点「けんちん汁」
「けんちん汁」はもともと「建長汁」という名前で、神奈川県にある「建長寺」が発祥だと言われています。お豆腐・根菜・こんにゃくがたっぷり入っていて、食べると寒い季節でもポカポカ温まりますよね。こちらはおしょうゆ仕立てのレシピになっていますが、地域や家庭によっておみそ仕立てのことも。ごま油としょうがの香りがアクセントになっています。
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15. 【富山県】旬には必食「ぶり大根」
良質のぶりがよく獲れる富山県。今や全国区の家庭料理としても定番化している人気の味「ぶり大根」は、この地域の冬を代表する郷土料理です。濃い目の煮汁がみずみずしい大根とやわらかな身のぶりに染み込んで、口のなかでじゅわりとあふれそうになります。
16. 【石川県】身近な食材で「治部煮」
石川県の県庁所在地、金沢の郷土料理です。小麦をうってから煮る鶏肉は、つるりとなめらかな舌ざわり。煮汁にもとろみがついて、やわらかく煮えたお野菜たちに、まったりと絡みます。北陸の小京都らしい、つややかさと色合いが上品なひと品ですよね。
本来は鴨肉やすだれ麩を用いますが、こちらでは鶏肉と厚揚げでアレンジしています。
17. 【福井県】辛さが痛快「おろしそば」
大根おろしの辛さがおそばの甘さを引き立てる「越前おろしそば」には、大きく分けて3つの食べ方があります。ご紹介するのは初めてでも挑戦しやすい、大根おろしとそばつゆで食べる方法。辛味が物足りないと感じるようになったら、大根おろしを汁ごと使う方法や大根おろし汁に蕎麦をつける方法にもぜひ挑戦してみてくださいね。
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18. 【新潟県】定番化しそう「鮭の焼き漬け」
焼き立ての鮭を調味液に漬けておくだけの簡単レシピですが、日持ちするので常備菜としても便利。おだしが染みこんだ鮭はジューシーで、シンプルな味付けに脂の旨みが引き立ちます。できればひと晩以上寝かせてから食べてみてくださいね。そのまま熱々のごはんにのせても、軽くあぶってお酒のおつまみにしてもたまりません♪
19. 【山梨県】お野菜たっぷり「ほうとう」
食材の旨みが溶け込んだスープがトロリと麺に絡む、ほうとう。ほろほろ甘いカボチャとまろやかなおみその味付けで、心も体も温まるやさしい味わいです。ほうとうの麺が手に入らないときは幅広のうどんでも代用できますが、意外と簡単なので手作りに挑戦してみるのもオススメですよ。