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今日から始めたい!正しいマイボトルの洗い方とは?

ライフスタイル

皆さんはステンレス製の水筒をどのように洗っていますか?一見きれいに見えても、実は汚れている可能性があります。また、やってはいけない洗い方があるので注意が必要な場合も。そこで、ステンレス製の水筒の正しい洗い方をご紹介します。

水筒の汚れの原因

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飲み物を一定の温度に保って持ち運べるステンレス製の水筒。マイボトルとして毎日のように使っている人も増えていますね。そんな便利な水筒も、気づかない間に結構汚れてしまっているのを知っていますか。汚れの主な原因は以下の4つ。

■唾液などから発生する雑菌
直接、口をつけるタイプの水筒の場合、口の中の雑菌が飲み口から内部に入って繁殖したり、カビの原因となることがあります。

■飲み物の色素や茶渋
湯のみやマグカップにつくのと同様、お茶やコーヒーの茶渋や色素はステンレスにも付着します。

■飲み物の糖分
スポーツ飲料などを入れた場合、そこに含まれる糖分がカビの原因となることがあります。

■汚れたまま放置した場合
飲み物を入れたまま、あるいは使い終わっても洗わずに放置した場合。あるいは洗っても、よく乾かさなかった場合など、カビが生える原因となります。

ステンレス製水筒の基本的な洗い方

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持ち運べるステンレス製の水筒は、中の液体がこぼれないように密閉性が高い分、蓋やパッキンの構造が複雑です。そのため、よく洗ったつもりでも、汚れが残っている場合があります。そこで、まずは水筒の基本的な洗い方からご紹介しましょう。

【用意するもの】
・スポンジ
通常の食器を洗うものと、柄がついていて底まで届くものの2種
・食器用中性洗剤
※パッキンの汚れがひどい場合は歯ブラシや爪楊枝もあると便利

【洗い方】
(1)水筒を分解する
本体から蓋を取り外す。また、パッキンも全て取り外しておく。

(2)水で軽く予洗いする
本体は中に水を入れてすすぎ、蓋とパッキンもそれぞれ流水で軽く洗う。

(3)水筒の中を洗剤で洗う
柄つきスポンジに食器用の中性洗剤を2、3滴つけて、水筒の中を洗います。スポンジを回しながら、底までしっかり洗うようにしましょう。

(4)水筒の口や蓋、パッキンを洗う
水筒の口、蓋、パッキンなどは、食器用の中性洗剤を付けた食器用スポンジで洗います。パッキンの溝などの汚れは、歯ブラシや爪楊枝を使って洗ってもいいでしょう。その際、スポンジについている研磨粒子入りの固い面でこすってしまうと、傷がついてサビの原因になるので注意を。

(5)すすいで乾かす
洗い終わったら、よくすすぎます。この時、ぬるま湯を使うと早く乾きます。水筒の本体は外側を清潔な布巾で拭き、逆さまにして、しっかりと乾かしましょう。蓋やパッキンも、きれいな布巾で拭いてからよく乾かします。

使った水筒をそのまま放置しておくと、汚れが落ちづらくなります。使ったら、上記の方法で、その日のうちにきれいに洗って乾かしておくことを習慣にしましょう。

水筒のガンコな汚れの落とし方

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ご紹介した方法で毎日水筒を洗っても、茶渋などの汚れやニオイなどが染みついてしまうことがあります。ガンコな汚れを落とすには定期的に念入りな手入れをしましょう。スペシャルケアの頻度は、1週間に1度くらいが目安です。

お酢やクエン酸を使って茶渋を落とす

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お酢や柑橘類などに含まれるクエン酸には、アルカリ性の汚れを落とす性質があります。人体にも優しいので、水筒を洗うのに最適です。

【用意するもの】
・ぬるま湯
・お酢またはクエン酸
・ボウルなど漬け置き用の容器

【洗い方】
(1)水筒を分解する
通常の洗い方と同様に、水筒を分解します。

(2)漬け置き用の液をつくる
30~50度程度のぬるま湯に、お酢またはクエン酸を入れる。濃度は、酢ならば10%程度、クエン酸は1~2%程度が目安。

(3)漬け置きする
分解した水筒を(2)で作った液に漬けて、2~3時間ほど放置する。

(4)すすいで乾かす
酢やクエン酸が残らないようによくすすいだ後は、しっかりと乾かす。

水筒内の茶渋が気になる場合は、中に直接ぬるま湯と、クエン酸やお酢を入れて蓋をして、よく振ってから1時間程度放置すると、汚れが落ちやすくなります。

カビや目に見えない雑菌を落とすには酸素系漂白剤が効果的

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水筒の汚れで気を付けたいのがカビや雑菌。目には見えなくても、ひどい場合は、健康に悪影響を及ぼすので、あなどれません。酸素系漂白剤を使って、しっかりと対策をしましょう。

【用意するもの】
・ぬるま湯
・酸素系漂白剤
・ボウルなど漬け置き用の容器

【洗い方】
(1)水筒を分解する
通常の洗い方と同様に、水筒を分解します。

(2)漬け置き用の液をつくる
30~50度のぬるま湯500mlに対して、小さじ1杯程度の酸素系漂白剤を入れて溶かす。

(3)漬け置きする
ここで、漬け置きをするのですが、注意するのは、水筒の本体は外の塗装が剥がれてしまう可能性があるので、漬け置き用の液に入れないということ。本体の中に(2)で作った液を入れます。中蓋やパッキンなどは(2)の液に漬けて、そのまま30分から1時間程度放置します。

(4)すすいで乾かす
漂白剤をよく洗い流してから、しっかりと乾かします。

漬け置きするときに、もうひとつ気を付けるのは、本体に蓋をしないということ。内部に圧がかかって、蓋が飛んだり破損したりする可能性があるので注意してください。

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