神経質とはどんな性格? 神経質な人の特徴や原因を心理カウンセラーの笹氣健治さんが解説。向いている仕事を紹介しながら、性格に悩まないためのコツを伝えます。。
「神経質な性格」と聞くと、あまり良くないイメージを持つ人が多いかもしれません。
そもそも神経質な性格ってそんなに悪いものなのでしょうか? どうしてイメージが良くないのでしょうか?
このコラムでは、「私って神経質かも」と悩んでいる人のために、今後どう対処していけばいいかのヒントをお伝えしたいと思います。
そもそも「神経質」とは?
神経質とは、気にしなくてもいいような細かい部分まで気にする性格のことをいいます。
例えば、身の回りのものを常にしっかり整理整頓する。自分の部屋にホコリが落ちているのは我慢できない。台所や洗面台などの水滴は必ず拭き取る。衣類をしわが寄らないようにぴっちりきれいにたたむ。仕事では、見た目のきれいさを追求して細部にこだわって資料作成し、誤字脱字や計算間違いのないように何度も何度も見直しするなど。
このように、神経質な人は周りから「そこまでやるか」と思われるくらい、きめ細かな行動をします。
神経質って悪いこと?
神経質にはあまり良くないイメージを持たれがちですが、周りの人に損害を与えているわけではなく、むしろキッチリしていて生真面目な態度は模範的な社会人だといってもいいはずです。それなのにネガティブに捉えられてしまうのは、こだわりが強すぎることが鼻につくからかもしれません。
人間はすべてにおいてキッチリすることができないので、多くの人はある程度妥協しながら生きています。それに対して神経質な人は、妥協せずにこだわりを貫こうとします。
そんな行き過ぎた態度を見ると、そうでない人間はついウンザリしてしまうのでしょう。
神経質な性格になる原因って?
神経質な性格のベースにあるのは、完壁主義です。
ミスなく正確にきっちりやりたいという意識が強いため、細かいところまでこだわってしまう態度が神経質な性格として表れるのです。
完壁主義になってしまうのは、親の性格を受け継いでいたり、周囲の神経質な言動に感化されて育ったりした可能性が考えられます。
きっちりやろうという姿勢は、物事を成し遂げるためにはとても重要な要素ですが、行き過ぎると日常生活や人間関係で支障が出てくることもあります。時と場合によって適度に調整できるようになることが課題だといえるでしょう。
神経質な人の特徴とは?
神経質な人には具体的にどんな特徴があるでしょうか? いろいろなシーンで神経質な人が取る行動の例をいくつか挙げてみます。
ケース1:通勤のとき
毎日同じ時刻に起床し、家を出る時刻も同じ。決まった発車時刻の電車の決まった車両に乗り、車内で立つ位置も同じ場所。イレギュラーな事態によって少しでも狂いが生じると不安で落ち着かなくなります。
Check! まとめチェックリスト
□毎日同じ時刻に起床する
□毎日同じ時刻に家を出る
□いつも決まった発車時刻の電車に乗る
□いつも決まった車両に乗る
□電車内で立つ位置はいつも同じ
ケース2:仕事をするとき
その日の計画をしっかり立て、その通りに行動。資料を作成する際は、レイアウト・フォント・行間など全体の統一感にこだわった美しい資料を作るなど。もちろん自分のデスク周りはいつもきれいに整理整頓されています。
Check! まとめチェックリスト
□1日の仕事計画をしっかり立てて遂行
□資料はレイアウト・フォント・行間の統一感にこだわる
□デスク周りはいつもきれい