［むくみ予防にも］美肌効果もある「白菜」の栄養効果とは？

他の野菜に比べて色が薄い白菜は、｢栄養が少ない｣というようなイメージを持たれがち。しかし、実は白菜には様々な栄養素が含まれているのです。そこで今回は、白菜に含まれる主な栄養素や美容と健康への効果についてご紹介していきます。

白菜は、ほとんどが水分でできていることから「栄養の少ない野菜」というようなイメージを持たれがちです。しかし白菜にはビタミンCやカルシウム、カリウム、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれており、美容や健康維持に大いに役立つ野菜だと言われています。

ダイエットを始めようと考えている方におすすめしたい食材が白菜です。

100gあたり約14kcalで糖質が少なめの白菜は、たっぷり食べても低カロリーなうえに満腹感が得られやすいなどのメリットがたくさんあります。ダイエット中の食事をしっかりとサポートしてくれると言えるでしょう。

白菜に含まれる食物繊維は、胃や腸の働きを活発にすることから、便通を促したり腸内環境を整える効果があると言われています。

腸内環境が正常化することで、体内にある余計な老廃物が体外に排出されてダイエット効果が得られやすい体質に改善が見込めると言います。

また、食前に白菜を食べることで食後の血糖上昇を緩やかにして脂肪をため込みにくくしてくれるなど、ダイエット効果は抜群であると考えられています。

白菜には、体内の水分や塩分濃度の調節に必要不可欠なカリウムが含まれています。カリウムには体内に溜まっている余計な塩分や老廃物、水分の排出を促す働きがあり、高血圧やむくみ、冷えの予防・改善に期待できます。

白菜に含まれるビタミンCはレタスよりも多く含まれると言われています。シミやくすみの原因となるメラニン色素を抑制・還元する働きがあり、美肌や美白づくりに役立ってくれますよ。

さらには、たんぱく質と合成してコラーゲンを作り出す働きもあります。コラーゲンの生成力がアップすれば、肌の弾力とハリがアップするかもしれません。

葉の色が鮮やかでずっしりと重いものを選びましょう。スーパーで売られている白菜の中には、1/2にカットされたものもありますよね。1/2にカットされた白菜を選ぶときは、切り口が盛り上がっていないものを選ぶのがポイントです。切り口が盛り上がっているものは鮮度が落ち、その分栄養価も低くなっているといわれているので注意しましょう。

白菜は葉や芯の部分によって柔らかさも変わるので、それぞれの特徴をいかした料理を作ることがポイントです。硬めの茎の部分はシャキシャキとした食感を楽しめるような炒め物にしたり、その食感が苦手な方は鍋やスープに入れると美味しく召し上がれるでしょう。

葉の部分はそのままサラダで食べたり、ロール白菜などがおすすめです。クセのない味わいから鍋や煮物、キムチ、スープなど幅広い料理に合うので飽きにくいのも嬉しいですよね。スープなどで食べる場合には、汁に白菜の栄養素が流れ出ているため丸ごと全部食べるようにしましょう。

白菜は、身体の美容と健康だけでなく、ダイエットにも役立つと言われている野菜です。鍋や漬けもの、炒め物や蒸し物など様々な調理ができる野菜でもあるので、ぜひ毎日の食卓に白菜を使ったレシピを取り入れてみてはいかがでしょうか。