いつか出産したいと考えているなら、早いうちから体を整えておくことが大切です。簡単にできるセルフケアを取り入れながら、妊活の準備を始めていきましょう。今回は、鍼灸師の手塚幸忠先生に、体全体のエネルギーを高めるツボを伺いました。
足の冷えに効くツボ
太渓（たいけい）
●15秒×4回を両足
下半身、特に足の冷えに効くツボ。押すだけでも血の流れがよくなるが、お灸や足湯などで温めるとさらに効果的。
内くるぶしとアキレス腱の間の、くぼみにあるツボ。くぼみの中央に人差し指をぴったりと当て、アキレス腱に引っかけるように押す。
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日々のツボ押しを通して体をよい方向に調整する
「ツボを押すことで自分の体と向き合い、整えていくことが、妊娠力アップにもつながります。昨日は押したら気持ちがよかったのに、今日は痛いなど、体からのちょっとしたサインに気付きやすいのも、セルフケアならでは」と話す手塚先生。効果的なツボや押すタイミングについては「ツボは、内臓の状態が現れる体表の反応点といわれ、三陰交や血海など、婦人科系に直接効くものも豊富。また、ストレスや体の冷えも婦人科系のトラブルにかかわるので、これらのツボも一緒に押します。気がお腹に集まる食後、全身を巡る入浴後を避けた、リラックスタイムに行うと効果的です」
教えてくれたのは……
表参道 鍼灸マッサージ治療室 自然なからだ 院長 手塚幸忠先生
【Profile】
前職はSEで、ストレスの多い働き方に疑問を感じ、鍼灸師に転身。特に女性特有のトラブルや、ストレスによる不調に対する施術が得意。30〜40代の女性の応援ができるよう「自然なからだ」を開院。
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イラスト＝イトガマユミ
取材・文＝白石梨沙
（InRed 2020年2月号）
WEB編集＝FASHION BOX
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