いつか出産したいと考えているなら、早いうちから体を整えておくことが大切です。簡単にできるセルフケアを取り入れながら、妊活の準備を始めていきましょう。今回は、鍼灸師の手塚幸忠先生に、体全体のエネルギーを高めるツボを伺いました。
いつか出産したいと考えているなら、早いうちから体を整えておくことが大切です。簡単にできるセルフケアを取り入れながら、妊活の準備を始めていきましょう。今回は、鍼灸師の手塚幸忠先生に、体全体のエネルギーを高めるツボを伺いました。
婦人科系に効く基本のツボ
三陰交(さんいんこう)
●15秒×4回を両足
婦人科系の基本のツボとなる三陰交。生理痛、つわり、更年期障害など、女性特有のトラブル全般に効く万能ツボ。
内くるぶしの先端から、自分の指の幅4本分上がったところ、すねの骨と筋肉の境目にある。親指で押すと、刺激を感じやすい場所。
血海(けっかい)
●15秒×4回を両足
下腹部の血の巡りをよくし、ホルモンバランスを整える。生理中、腰や下腹部に重さを感じる人は押してみよう。
膝蓋骨(膝のお皿)の内側の一番上の縁から、自分の指の幅3本分上がった、太もものやや内側にある。
【オススメ記事】
ストレスに効くツボ
内関(ないかん)
●15秒×4回を両腕
ストレスが溜まったとき、精神を安定させるツボ。動悸、胸のつかえ、呼吸の乱れなどを整え、つわりにも効く。
手と手首の境目から、指の幅3本分ほどひじ側にあるツボ。手を握ったときに出る2本の腱の間にあり、ここを押すと気分がすっきりする。
百会(ひゃくえ)
●30秒つんつん刺激
頭のてっぺんにあり、体中の多くの経絡が交わるツボの交差点。ストレスを感じたとき、自律神経の乱れを整える。
左右の耳の上を結んだラインと、鼻筋からのラインが頭上で交わる所にある。つまようじを10本くらい束ねたもので、ツンツンと刺激するといい。
【オススメ記事】
生理痛に効くツボ
大敦(だいとん)
●15秒×4回を両足
血の巡りをよくして、生理を整えるのに効果的なツボ。生理痛がひどいとき、生理不順になっているときに押すとよい。
親指の爪のキワにあり、爪の縦の線と横の線の交点にある。上から押すより、横からグリグリと押す方が刺激を感じ、効きやすい。
【オススメ記事】