顔まわりを長めに残したショートに軽めのパーマをかけて、大人ムードのヘアにスイッチ。レイヤーをたっぷりと入れることでカールにズレが生まれるから、ワンカールでも柔らかくニュアンシーな質感が楽しめます。セラムタイプのスタイリング剤でセミウェットに仕上げたら、女らしさがグンとUP! 色っぽいのに媚びがない、自分主導のおしゃれヘアにトライして。
襟足を首に沿わせたショートベースで、顔まわりはリップラインより長めになるようにカット。中間から毛先にかけてボリュームを軽くして、自然な動きを与えます。パーマは20㎜ロッドで毛先から1回転強巻き込み、ガーデンデジキュアパーマをオン。柔らかいカールが少しずつ重なり合うことで、ニュアンスのあるスタイルに仕上がります。カラーは10トーンのミルクティベージュをワンメイク。ツヤと透明感のある甘い色みで、肌色もワントーン明るく見えるから嬉しい!
シャンプーをするイメージで、地肌を優しくこするようにドライ。毛先が少し湿った状態でストップし、スタイリング剤をもみ込んで。アイテムはカールの動きを再現しつつツヤも出せる、セラムタイプがおすすめ。顔まわりのレイヤーをほおにかけると、小顔効果が急上昇! 耳かけにすると甘いイメージにも転べる、振り幅の広さも魅力です。
トレンドを加味した落とし込みや似合わせのテクニックが支持され、MAQUIAを始め数々の雑誌や広告、女優やアーティストのご指名が多々。コスメマニアとしても知られ、話題の韓国コスメに関する知識も豊富。
「もともとショートにしたかったわけではなく、ヘアサロンで突然、バッサリいってしまいました(笑)。こんなに短いのは7年ぶりくらい。カッコいい感じも、ナチュラルな感じも、ショートだとまた気分が変わっていい感じです。髪を切ってから変わったことといえば、毎日ピアスをするようになったこと。おしゃれの幅もぐっと広がりそうで楽しいです」(伊藤千晃さん)
「スタイリングはとても簡単! 髪全体にざっくりと軽めのワックスをつけて、センターで分けるだけ。大事なのはトップの髪の根元にしっかりドライヤーを当てながら立ち上げてふわっとさせることと、ツヤツヤにブローしすぎないこと。きっちりとした分け目で知的に見せつつも、ゆるっとしたスタイルのシルエットでカジュアル感も演出することで、簡単スタイルが完成。ひと手間加えるだけで、ナチュラルなスタイルもぐんと素敵に見えますよ」(Georgeさん)
「ふわっとボリューミーなシルエットが華やかな、コテを使ったアレンジ。さらっとナチュラルな雰囲気も素敵だけど、カールをMIXさせるだけでガラッとイメチェン! ボリューミーに見せるところ、タイトに仕上げるところを見極めて、シルエットのバランスをとることがとても大切です」(Georgeさん)
「19mmの細めのコテで毛束を細かくとり、根本から毛先まで、中間から毛先までとランダムに巻く。トップの髪は、根元を立ち上げるように巻くのがコツ。その後、ワックスとオイルを1:1で混ぜ、髪の中間から毛先に揉み込んだら、左側の髪を耳にかけてタイトに。前髪は9:1で目の上ギリギリにスタイリング。キレイに仕上げようとせず、ささっと適当に巻くといい抜け感が出ます」(Georgeさん)
髪が短いとスタイリング剤を使ったセットが精一杯と思いがちですが、今期流行りのアメピンを多用すれば、短い髪でもしっかりヘアアレが楽しめるんです。
「前髪を6:4に分けて、軽くワックスを揉み込んだあと、左右どちらかのサイドをとかして、ピンで数箇所ランダムに固定。トップの髪は少し浮かしつつ、少し束っぽいニュアンスを残すのがオススメです」(Georgeさん)
このヘアアレンジで何よりも大事なのは、ヘアアクセの選び方です。
「バレッタも今流行っているけれど、ショートヘアだと少し仰々しくなるので、今流行りのアメピンにトライしてみて。黒ではなく、シルバーやゴールド、今回のようにマットな質感のものなどを選ぶのが、おしゃれ映えさせるコツです。パッチンピンもオススメですよ」(Georgeさん)