妊娠中、夫の浮気を防ぐためには、マメなコミュニケーション、スキンシップが有効
「妻がかまってくれないから」というメンタル的な問題が原因で浮気に走りそうなタイプの夫には(これはわからない妻も多いのですが、妻を愛していれば愛しているほど、子供に愛を向けられるとある意味ショックで、でもそれを正直に言えない男性が多いのです)、できれば妊娠前と同じようなスタンスをとるようにするのが得策です。
つまり、夫が一番大切、次に子供という順序を守ってマメにコミュニケーションをとるよう心がけるのです。
たとえば、いつもと変わらない様子であっても、「疲れているようだけれど、仕事でなにかあった?」と体調をおもんぱかるような声かけをしてみたり、「最近、なかなかゆっくりできていないけれど、子供が生まれたら実家に預けて2人で温泉でも行こうよ」と恋人時代を思い出させるような言葉で誘ってみたり。「子供のことだけでなく、あなたのこともちゃんと考えていますよ」ということを、言葉にして伝える工夫をしましょう。
「セックスレスだから」というフィジカルな問題が原因で浮気に走りそうなタイプの夫には、相手が納得できるような説明をしつつ、スキンシップを忘れないようにします。
なぜなら、夫にとって、妻からセックスを拒まれることは想像以上にプライドを傷つけられることだから。「その気にならないから」「なんとなく落ち着かないから」というボンヤリとした理由でセックスを拒むより、「今度、病院に行ったとき、お医者さんにOKと言われたらしない?」「平日は子供の夜泣きが気になるから、今度の週末にしようよ」と納得できる説明と代替案でフォロー。
またその代わりとして、手をつないだり肩をもんだりといったスキンシップで、セックスレスにならないような環境を作っておくことも大切です。
妊娠・出産という人生の大きなイベントに直面した女性にとっては、今までの価値観や人生観にまで影響することも多く、とかく子供の誕生を夫と喜び、生活の変化も受け入れてもらえるものと信じてしまいます。そして、こんな大切な子供を授かったさなかに「妊娠中の夫の浮気」なんてことがあったら、許せないと感じ、夫から心が離れる原因にもなるでしょう。
だからこそ、面倒なことではあるものの、夫が浮気をしないために先手を打つ意味で、妻のほうから「あなたが大切、気にかけてるわ」と歩み寄る工夫をすることが、円満な夫婦生活を続ける秘訣になることもたしか。賢く立ち回って、夫が他の女性に目を向けないように、賢く、先々根回ししておきましょう。
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