「好き」だけでは続かないのが結婚生活。
「好き」だけでは続かないのが結婚生活。
結婚=生活なので、「ともに暮らして生きていく」意識が大切です。
それができないと、ちょっとしたすれちがうの連続から、望まない結果になってしまうことも……。
でも、実際にどんなところを意識していけばいいのでしょうか?
そこで今回は、夫婦関係を円満に続けるためのコツをご紹介します。
妥協することも大事
結婚生活をスタートすると、相手と自分は家族になります。
例外はありますが、基本的にはいつも一緒にいることになるため、気が付くと、だんだんと遠慮がなくなってしまうもの。
相手に「こうしてほしいな……」と望むことも多くなるでしょう。ときには、相手にばかり負担をかけてしまうこともあるかもしれません。
そこで持っておきたいのが、妥協する意識。「相手にこうしてほしい」というのは、自分の望みであって、相手のありのままではありません。
歌の歌詞にもありますが、人それぞれ、育ってきた環境や考え方は違って当然。それは夫婦であっても変わらないことです。
もちろん生活を続けるうちに感性が近づくこともありますが、自分のルールを押しつけてばかりでは、結婚生活は窮屈になるでしょう。
ただ、自分がどうしても許せないこともあると思います。そんなときはしっかりと話し合い、お互いに「まあいいかな」と思える妥協点を探していきましょう。
言わなくても分かるだろうは甘え
結婚すると、毎日同じ家に帰り、同じひと時を過ごすことになるからこそ、自分のライフスタイルや性格を「全部知っていてくれている」と考えてしまうかもしれません。
相手に多くのことを語らなくても、理解してくれている気分になるんですね。
でもそれは、はっきり言わせてもらうと「言わなくても分かるだろう」という甘え、なのかもしれません。
あなたの心の中で確かにある感謝の気持ちや、日頃の不満、リクエストなども、しっかり言葉に出さないと、相手に伝わらないこともあります。
「言わなくても分かるだろう」という慣れが生まれてしまうと、自然にコミュニケーションも取らなくなって、相手が何を考えているのか、余計にわからなくなってしまうでしょう。
共に暮らす相手だからこそ、どんなに些細なことでも言葉にするようにしておきましょう。
伝え方を考えよう
「夫婦だからこそ、ケンカもつきもの」と思っている人も多いようですが、実はそんなことはありません。
相手の性格をきちんと知っていて、伝え方さえ間違わなければ、ケンカは避けられるのです。
どちらかが高圧的に話したり、嫌味を言ったりしても、問題の解決にはつながらないもの……。
ケンカになりそうなときは、感情に任せて相手に言葉をぶつけるのではなく、手紙に書いたり、少し時間をおいて要点をまとめて話し合ったり。
そうすれば2人のあいだの“ちょうどいい”結論を出せるはず。
日頃から、相手の気持ちや状況を考えて、思い遣るいしきを忘れずにおきたいものですね。