カウンターに行って頼むと、スタッフさんが慣れた手つきで注いでくれます。そして出されたグラスビールがこちら。さすがプロ!泡の比率が完璧です。そしてグラスが大きいことにもびっくり。380ml入るらしいです。
もちろん味は最高!泡がきめ細くてクリーミーで、ゴクゴク飲める澄み切った味わい。苦みも香りも程よく、ビール好きにはたまらない美味しさです!一人一つずつ用意されている小袋のおつまみも、ビールによく合います。
クオリティが高いビールである証拠に、飲むたびに「レーシング」と呼ばれる泡のリングがグラスに残ります。飲み方も影響しますが、泡がきめ細かく、グラスが丁寧に洗浄されていると現れるのだとか。
美味しいビールをたっぷり飲めるだけもうれしい試飲タイムですが、もう一つお楽しみがあります。それは、ガイドさんによるビールの注ぎ方講座。このとき、参加者の中から希望者を一人募って一緒に実演します。実演で注いだ分も飲めるので、たくさん飲みたい人は希望するといいでしょう。
レクチャーどおり3回に分けて注いでビールの泡は、グラスの縁を軽々と超えて盛り上がっています。細やかな泡がビールの旨みを逃さないので、より美味しさが増すのだそう♪
基本的にここで飲めるビールは通常の黒ラベルのみですが、地域限定のビールなどが飲めることもあるのだとか。このときはラッキーなことに、東北限定で販売している東北ホップを使った黒ラベルがあったので、試飲を・・・!
普段は短時間にこんなに飲まないのですが、東北限定品も含めて3杯飲んじゃいました。なお、ビールだけでなくソフトドリンクも選ぶことも可能なので、お酒が弱い人も安心です。海を見ながら、飲みたい分だけじっくり味わって。
時間が来たら、ツアーは終了。部屋を出るときにツアーカードを返し、お土産を受け取ります。中身は、黒ラベルのロゴの下に「CHIBA BREWERY」と刻印された非売品のグラスです。ビール3杯の試飲と非売品グラスで「500円」とは太っ腹ですね♪
部屋を出ると、一般開放されている「黒ラベルギャラリー」が迎えてくれます。黒ラベルの歴史やビールに関するトリビアを知れる他、背景が選べる合成写真やトリックアート的な写真などが撮れるフォトスポットが用意されています。
1階のインフォメーションカウンターの向かいにあるショップには、Tシャツやトートバッグ、レトロなステッカーなど、オリジナルグッズがそろっています。
一番人気を聞いたところ、試飲のときにおつまみとして出された「えんどう豆とボンゴ豆」(520円)とのこと。さすが、ビール好きが集まる場所ですね。
ジンギスカンとビールで北海道気分を満喫
工場見学後は、ぜひ隣の建物の2階にあるビヤレストラン「サッポロビール 千葉ビール園」に立ち寄って。東京湾を一望できる開放感たっぷりのロケーションで、ビールとジンギスカンを満喫できます。
全240席と広い店内は全面ガラス張りで、どの席からも海を臨めることができます。晴れた日は、海に沈む夕日や富士山のシルエットが見られ、ロマンティックな雰囲気も味わえます♡
三代目の南極観測船「SHIRASE 5002」も間近に見られます。「黒ラベルツアー」にこの船内見学が付いた1,000円のコラボツアーも人気です。
写真提供:サッポロビール 千葉ビール園
看板メニューはジンギスカン。人気の食べ放題メニューは「特製味付けラムのジンギスカン食べ放題」(90分3,000円)、「3種ラム&味付け牛カルビ食べ放題」(90分3,500円)など計4種類。+1,800円の追加料金で飲み放題を付けられます♪
食べ放題以外にも、ラム肩ロース、ラムチャップ、ラムタンの各部位をサクサク醤油、ネギ塩、塩レモンの3種の薬味でいただく「ラムづくしプレート」(写真/4,125円)など、アラカルトも充実。
テーブルについている鍋は、脂が自然と端に落ちるジンギスカン用の山型鍋。ヘルシー志向の女子にもピッタリです。
「サッポロ生ビール 黒ラベル」(649円~)や各種「ヱビスビール」(627円~)を、豊富なグラスサイズで楽しめるのがとっても魅力!ライオンオリジナルのブーツグラスもありますよ。
工場見学でさんざん飲んだはずなのに、青い海を眺めながらジンギスカンと一緒にいただくビールも、やっぱり最高に美味しいのです♡