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調理師が教える!和食の定番「肉じゃが」の基本レシピ

レシピ

和食の定番「肉じゃが」のレシピを、調理師の筆者と一緒にしっかりとマスターしましょう!じゃがいもの選び方から、煮崩れを防ぐためのポイントまで、肉じゃが作りのポイントを丁寧にご紹介していきます。煮崩れせずに、お肉もふっくらとやわらかな肉じゃがを作りましょう!

作り方

1. 牛肉をフライパンで炒めて、お皿に取り出す。

Photo by 調理師/kii
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冷たいフライパンに牛肉を入れます。火を弱めの中火でつけて、炒めましょう。火が通ったら、一度お皿に取り出してください。

※冷たいフライパンに肉を入れてゆっくりと温度を上げることで、油をひかなくても牛肉から脂から溶け出てきます。くっつきやすいフライパンの場合は、サラダ油をひいて炒めてくださいね。

2. 牛肉を炒めたフライパンで、野菜を5分炒める。

Photo by 調理師/kii
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牛肉を炒めたフライパンの、余分な脂や汚れをキッチンペーパーで拭き取ります。野菜を炒めるのに牛肉の脂を利用したいので、脂は少しだけ残しましょう。

Photo by 調理師/kii
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じゃがいも、にんじん、玉ねぎをフライパンに入れます。焦げないように木べらで混ぜながら、中火で5分ほど炒めてください。

※炒めるのは、油を全体になじませてコクをだすことと、煮崩れを防ぐことが目的です。火を通す必要はありません。

3. 炒めた野菜を鍋に移し、落とし蓋をして煮込んでいく。

Photo by 調理師/kii
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フライパンで炒めた野菜を鍋に移します。出汁、醤油、みりん、砂糖も入れて全体を軽く混ぜ合わせましょう。

Photo by 調理師/kii
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落とし蓋をして、中火にかけてください。煮汁が沸騰してきたら、フツフツというくらいの火加減に調整します。

Photo by 調理師/kii
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10分に1回ほどやさしく上下を返しながら、じゃがいもがやわらかくなるまで煮込んでいきましょう。

※やさしく上下を返すのがむずかしければ、一度ボウルに具材をあけて、鍋に戻し入れて上下を返すようにすると簡単ですよ。

4. 具材に火が通ったら、牛肉といんげんを加えて仕上げる。

Photo by 調理師/kii
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竹串をじゃがいもとにんじんにさしてみて、スッと通ればOK。

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皿に取り出しておいた牛肉と、あれば彩りのいんげんを加えて、全体をやさしく混ぜ合わせましょう。

Photo by 調理師/kii
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もう一度落とし蓋をして、中火で3分煮て完成です。

Photo by 調理師/kii
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煮崩れはしていないけどやわらかく煮えたじゃがいもと、ふっくらと出汁がしみた牛肉。ひとつひとつの具材がとってもおいしい肉じゃがですよ♪

ワンポイントアドバイス

Photo by 調理師/kii
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煮物は、冷めるときに味がしみこんでいきます。しっかりとなかまで味をしみこませたいなら、具材に火が通ったら一度冷まし、食べるときに温め直しましょう。

表面にはしっかりと味がついて、なかは薄味。その味のメリハリを楽しむのもよいものです。お好みの肉じゃがに合わせて、作ってみてくださいね。

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